どこに目標を置くのか | プロ家庭教師 六甲台キャンパスのブログ

 

「苦手科目の挽回」

「塾なし中学受験」

「中高一貫校入学後の挽回」

この3つを専門にしている

プロ家庭教師六甲台キャンパスです

 

教育相談では、いろいろな

ご相談があります。私自身が

広い視野を持っていないと

けないと勉強になることも多い

です。

 

「息子を高専に進ませるか、

公立トップ校に進ませるか、

中学受験で難関校を目指さ

せるかで悩んでます」

 

こんなお話がありました。

(10数年前のお話です)

 

私:

「高専の発想はどこから

来ているのですか?」

 

父:

「身近なところに、高専経由

の大学院卒という経歴で良い

意味でいい仕事をしてる人

複数いらして・・・」

 

私:

「どんなところが魅力的な

のですか?」

 

父:

「発想、取り組み、オタク度

(笑)」

 

私:

「上記3つのコースのうち、

現時点で1番わが子に

勧めたいコースは?」

 

父:

「高専です」

 

私:

「どうしてですか?」

 

父:

「うちの子は良い意味

でオタクだから(笑)その

オタクを伸ばしてやりた

い、あと、早い段階で専

門に触れ始められるし

・・・」

 

当時、子供さんは小学校

低学年、どの道にも進路

は可能でした。

 

私は指導経験から、中学

受験の難関校受験の話、

中でも男子校の難関校に

良い意での「オタク」の

子が多いこと、公立トップ

校受験の話を丁寧に説明

させて貰ったと思います。

公立トップ校合格者の中

には中学受験をしている生

徒さんけっこういる実態

話させて頂いたと思い

す。

 

「勉強する習慣をつけてお

くこと」役に立つこと、

学校時代に勉強習慣の

ない子が、いきなり公立

ップ校レベルになることが

大変なことも話したと記憶

しています。

 

教育相談でその後に「結果

連絡」を頂くことは少ないの

ですが、昨年、十数年の時

を経てメールを頂きました。

私のブログをときどき読ん

で頂いたようです(だから、

書き続けないといけない

・・・苦笑)

 

「中学受験は記念受験しま

した。不合格は予定通りで、

そこから本気で今後のこと、

将来のことを考える子

りました・・・その後、高専

由で大学院まで進み、無事、

本人の希望するロボットに

携わる会社に入社すこと

になりました・・・」

 

ちなみに、子どもさんの就職

先はロボットの世界では非常

に有名な会社です。

 

・「とにかく、東大・京大・

 国公立医学部!」

・「とにかく、少しでも偏差値

 ランキングの高い学校!」

 

この行きつく先が、子供さんの

本当の幸せや、これからの日本

社会の発展につながっていれば

良いのですが・・・・

 

勉強は間違いなく出来たほう

が良いし、どの分野に進んで

も勉強することは大切だと思っ

ています。ただ、最終的な進路

選択については

 

「本人のはまること」

「本人の打ち込めること」

「本人の気持ち」

 

ここにつながっている選択で

ることを願ってやみません。

 

そして、勉強はもちろん大切な

ですが、勉強以外でのその人

魅力も人生を左右するくらい

に重要だと思うのです。その魅

力は、失敗経験(チャレンジした

経験)、友人関係、学生時代に

勉強以外で打ち込んだこと(部活

や趣味)などが影響しているよう

に思うのです。

 

勉強ももちろん大切ですが、勉

以外の面も含めた「総合力」を

切にして欲しいと思うのです。

 

(注)

今回のブログの件はご本人に

事前許可をとっています。

 

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