算数と数学の相関性 | プロ家庭教師 六甲台キャンパスのブログ
算数と数学の相関性のお話です。

「うちの子、算数苦手なので将来、理系には・・・」
「算数の難問解けないと、最難関受かりませんよね・・・」
「今、これだけ算数に苦戦しているので、この先の数学が・・・・」

保護者の方、特に女子の保護者の方から上記に類するお話
をよく受けます。

1、算数が得意な生徒さん

特別手を抜かなければ、中学時代に苦戦することは少ないと
思います(お預かりした生徒さんの様子から)高校分野に入って
からが分岐点に感じています。

2、算数が苦手な生徒さん

数学になり出来るようになった生徒さんは本当に多いです。
中学の数学は「体系数学」など学校で使用している問題集から
ほとんど同じ問題が出題されています。国語の漢字や社会科、
理科の暗記分野が得意な生徒さんが、きちんと問題練習をくり
返し、満点近い点数をとり自信につなげた例は多いです。数学は
算数に比べて「覚えること」で結果につながることが多いと思いま
す。よくない言葉かもしれませんが「暗記数学」でかなりのレベル
まで行けてしまえるのも事実だと思います(もちろん、理解中心で、
繰り返し練習のことを意味しています)

数学は苦手な人を意識しての参考書や問題集も算数以上に充実
しているのもプラスだと思います。

(まとめ)

たくさんの算数が苦手な生徒さんと出会ってきましたが、「数学」にな
り好転した生徒さんも多数いました。そのため、必要以上に現在の
算数が苦手なことについて心配される必要はないと思います。

特に女子の最難関受験の算数においては必要以上に神経質になら
ずに、「足を引っ張らない位置に引き上げる」で合格されている方がた
くさんいらっしゃいます。(お預かりした生徒さん)むしろ、国語が出来
ることや社会をコツコツ頑張れることを評価してあげて欲しいと思いま
す(国語の出来る生徒さんが、中学以降に大きく成長された例は多い
です)

算数の難問が解けなくても、残りの科目でカバーしての最難関中
合格もすばらしいことだと思います。算数が出来ることは確かに素
晴らしいことですが、ここで即、合否が決定的になる訳ではないと思
います(ごく一部の頂点校を除く)算数が苦手な生徒さんは「足を引っ
張らない位置まで引き上げる」が出来れば大丈夫です。得意な科目
をいっそう磨いて欲しいと思います。

国語や社会、理科の暗記分野の勉強をコツコツ頑張れる生徒さんに
はむしろ、今より有利な可能性が高くなると思います。そのためには、
スタートの中学1年の数学が特に大切だと思います。

すべての人にあてはまらないとは思います。ただ、「算数がすべて」
の風潮を覆している生徒さんが多数いることをお伝えしたくて今回は
書いてみました。自分の良いところを伸ばし、苦手は足を引っ張らな
い位置までは確実に頑張りましょう。それぞれの目標達成に向けて
粘り強く頑張って欲しいと思います。

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