73時間でクリア

レベルは春日のみラスボス撃破後に50になったけど他桐生含め全員40台後半。

武器は店売りの★6+10強化で防具は全て拾い物。
前作はレベリングして最強武器も揃えないと厳しかったので今作は属性・バフ・デバフさえしっかり考えればクリアできるようになっている。

 

 話は7の方が良かった

というかJRPG史上で龍が如く7を超えるシナリオはそうないから頂点と比較するのも酷というもの。
8はこれまでのシリーズ総まとめのお祭りゲーム(初期K.O.Fとかスマブラみたいなもん)だからシリーズに思い入れある人は噎び泣いて絶賛するけど、思い入れない人には「誰だ?!てめぇ!」の思い出をいくつも見させられる振り返りパートが長い。

あと、桐生編のラスボスがあまりにも桐生と無関係すぎるよぉ~…。

7の副題を受けて「光と闇の間に灰色の俺も居たんだよ〜」とか言い出して後付け感半端ないし、まーじでミリも桐生ちゃんに関係ない。



但し、ストーリー以外のゲーム部分のクオリティは7より8の方が断トツ進化してる。
音楽も良かった。ペルソナ3,4,5やソウルハッカーズ、女神転生Ⅴの曲かけながら歩くこともできるけど龍が如く8自体の音楽が良すぎて。
ダンジョンで気分転換にBGM変えたぐらいかな。

 

 良かった点

戦闘システム
戦闘中に移動できるようになったことにより戦略性が増した。
背後から殴ると与ダメ増えたりデバフ与えるスキルもある。
吹っ飛ばす方向の先に味方が居れば追撃してくれるので位置取り重要。
攻撃コマンド選択時に近くに味方が居れば一緒に殴ってくれるので攻撃回数が2倍に増えるお得感。
範囲に巻き込む敵や味方の位置を確認してから魔法を使う必要があるのも頭を使う。
で、これらの追撃や効果範囲の広さは主人公の”人間力”や”絆(好感度)”に影響受けるので必死に好感度上げイベントをこなす動機にもなる。
FF16が捨ててしまった弱点属性や耐性も健在なので、水ぶっかけてから電撃攻撃などの魔法コンボを考えるのも楽しい。
「弱点・耐性属性は完全にペルソナだけど、ジョブチェンジでスキル継承できるのはFF5」という名作いいとこ取りシステムがつまらないわけがない。

強いて不満点を挙げるとすればターン制コマンドバトルなのにジャストガードだけはアクションゲーム並みのタイミングのシビアさで入力を求められるのでドラクエ感覚でぼーっとAボタン連打してのレベリングはできないという点。
これのせいでアクション全くできないJRPG好きの親に勧められない。

ミニゲーム
圧倒的コンテンツ量!
1つ1つのミニゲームが別タイトルとしてゲーム1本出せるほどのボリューム。
無視してもメインストーリークリアできるけどやれば必ず戦闘で役立つ報酬が用意されているというバランスが丁度良い。
ドンドコ島は★5までやり込んだ。ご褒美のレーザーは終盤までお世話になった。
 

 悪かった点

一部キャラの加入時期の遅さ。
全14章なのに13章でやっと仲間になられても…。
絆Lv.0からスタートなのも酷い。
ペルソナに例えると3学期に仲間になったキャラのコープを0からMAXまで上げろと言われるようなもん。
春ちゃんや芳澤より酷い。
先述の通り絆Lv.は戦術に大きく影響するので絆0じゃ使い物にならない。
最終章に向けて話を進めたいのに好感度稼ぎとジョブRANK上げに時間を割かれ流れを中断させられるのが大いに不満。
何でラスダン突入前のシリアスなときにカラオケとダーツしまくらないといけないんだ。
前作の人気キャラだから仲間にしないとファンが煩いぞ〜と雑にぶち込まれた感。
7の事務員みたいに仲間にしてもしなくても話進む隠しキャラ扱いで良かったのでは。
ドンドコ島のクリア報酬に加えるとか。
加入時期遅い代わりに単独でも性能がズバ抜けてるみたいな特別感がほしかった。

 

 ファンディスク

 間違ってもシリーズ未プレイで最初に手を出す作品じゃないけど、シリーズのファンなら懐かしい面々の現状を桐生と共にチラ見できるのでファンディスクとして楽しめるかと。


一瞬だけど、九十九と杉浦も出るよ。