ジョジョ展プレビューデイに行ったくせに忙しくてまとめる暇がなかったので今更ながら。
現役の漫画家が国立の美術館で展示をするのは初とのこと。
NHKでは昨夜『探検バクモン』で荒木飛呂彦が西洋美術館を訪れる様子が放送され、ジョジョをきっかけに美術館を訪れる若者が増えるのではなかろうか。
【国立西洋美術館 奇妙な冒険】
— NHK広報局 (@NHK_PR) 2018年8月28日
荒木飛呂彦さんと松井冬子さんを迎えて、国立西洋美術館を探検します。
日本に初上陸したミケランジェロ未完の大作に荒木さん感動!
西洋美術が日本文化に与える影響を探検なのです。
29(水)夜8:15[総合]https://t.co/z6GArDemew
前回六本木森アーツでやったときと同様に完全日時指定制なので前売り券を購入しておく必要がある。
一般土日は混雑するに決まっているので平日休みをとってプレビューデーに行こうと決意!
初日朝イチは倍率高いに違いないので2日目の昼間という最も倍率の低そうな日を選び見事当選。
2018/08/23(木)14:00回
国立新美術館
最寄り駅は乃木坂なのだが、乃木坂から行くのは限りなくお勧めしない。
何故なら乃木坂駅前には恐ろしく何もないから。
コンビニが駅前にない駅が都内に存在するとは思わなかった。
但し、乃木坂駅から国立新美術館へは直結通路があるので極力日光に当たりたくない吸血鬼にはお勧め。
一方、六本木駅から向かうと、OWSONに寄ることができる。
早めに待機列に並ぶつもりの人はOWSONで飲み物を購入して熱中症に備えよう。
角の案内板までOWSON表記!
OWSONだ!
こちらも六本木だがとんでもなく混んでるらしいので展示見た後で行くのをお勧め。
<JOJO×メルセデス ミー 東京>、本日OPEN!!
— 荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋 (@JOJOex_2018) 2018年8月22日
特別仕様の「ドドドカー」やコラボメニューなど、最高に「ハイ!」なJOJO体験を展開中!
更に!「ミニ・ドドドカー」がもらえるキャンぺーンも!
詳細はメルセデス ミー HPをチェック→https://t.co/cI0EcdKqyN#ジョジョ展 #JOJO30th #JOJO2018 pic.twitter.com/X2bJRL07Ju
国立新美術館到着!
早く着き過ぎたので2Fロビーの椅子(座れる場所がたくさんある)で待ち。
入場開始時間の15分前から待機形成と言われたが13:39にアナウンスがありあっという間に列が。
ちなみに急いで入る意味は特にない。
【展示の流れ】
13:39整列
13:56入場
展示全7室
スムーズに進んでも2時間かかる
音声ガイド550円(日/英/中)16箇所
5室目の映像エリア→4以前には逆流不可
大型原画展メイキング動画4分間
売店から展示エリア再入場不可
15:56物販列
16:30購入
【音声ガイド】
入場したらまず音声ガイドの列に並ぼう。
現金払いのみ550円。
日本語は荒木飛呂彦本人コメントなので絶対に借りろ!
【撮影可能エリア】
『SUPR(シュプール)』掲載コーナーあったけど今月は『UOMO』お買い逃しなく。
【所要時間】
ド平日昼間プレビューデー2日目故にスムーズに展示は見られたのだが、ぱーっと見ても丸2時間かかる。
週末行く人は展示2.5時間+物販1時間は見ておいたほうがいいんでないかと。
1枚絵よりは白黒原稿ページコーナーが混みがち。
お前ら普通に台詞読んでるだろってのもあるが、白黒原稿のほうが青色鉛筆のラフや指示がまんま残っていて画集では拝めないので細かく見てしまう。
水色の色鉛筆でラフも指示も書かれているのだがキャラのアタリも背景の煙なども全て水色なので恐らく本人以外には全然意味がわからない。
ページ全体のコマのバランス見るため空間配置だけしてみましたって感じの線。
音声ガイドの本人コメントであきらかになるんだけど、とある気の狂ったような描き込み量の街並み俯瞰見開きもアシスタントはトーンと効果線(フラッシュ)引いたのみで全て自分で描いてるとのこと。
しかもそれを楽しみながら。
週刊誌連載なのに(当時)…。
【ネタバレない程度に】
2m×1mの特大絵×12枚が圧巻。とにかくでかい。
股間に石仮面装着したDIOがいる。股間の石仮面が等身大の人間の顔かってぐらいでかい。
何と、メインキング動画(4分間)が拝める!
インク瓶をパレットに載せて立てたキャンパスにペン入れする様子や色塗りの様子など。
今回、展示作品には初出の雑誌号が付いているだけで使用画材の説明が一切ないので、カラーインクはドクターマーチン、背景はマスキングしてスプレーだろうなと思いながら展示を眺めていたら全部画材当たったので嬉しい。
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大阪会場のイメージ画は股間に天道虫貼り付けたDIOだが、そこにシビれる!あこがれるゥ!(?)
原画じゃないけど最後の元ネタ解説コーナーが面白かった。
ジョセフの服の模様はグスタフ・クリムトだよとか、このポーズはオーギュスト・ロダンだよとか。
このあたりの解説は《美術手帖2012年11月号》にもあったので展示を見に行く前に読み直すとより楽しめる。
【物販】
VISA/MASTER/AMEX対応。JCB使用不可。
レロレロキャンディー(さくらんぼ)味が一番人気らしい。
わたしが行った時間帯には在庫あったが、完売早めなので花京院推しの人は素早く入手を。
過去の画集収録絵と被っている内容もあるがモノクロ原稿の水色の指示書きも載っているで《図録》は絶対に買うべし!
注文書と鉛筆を渡されるので記入して回収所に渡す。
回収後は内容変更不可。増やすのは☓。
回収後もまた暫く並ぶことになるのでその間に心変わりしないよう迷ったら書いておこう。
お会計時にキャンセルする商品はございますか?と聞かれるので減らすのは多分OK。
【その他】
ジョジョ展で興奮して外に出ると同建物内で《ルーヴル美術館展》開催中なのが巧い!!!
西洋美術の影響受けてるんですよ~という解説見た直後にこれは梯子してしまう。
企画した人、策士か。ルーヴルのほうは売店のみの利用もOKなので寄ってみるもよし。
丸一日楽しめる国立新美術館に是非足を運んでみよう!
ジョジョ展東京会場は10/1(月)まで公開!
ロビーに告知用パンフレットの配布があるので記念に持ち帰ると良いよ。
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