中国(上海)・電子マネー事情 ←の続きのようなもの。
12/9(土)-10(日)2日間に渡り上海で開催されたComiCup21に行ってきた。
周囲にはオタク祭目当てで上海に行ったと思われているが、小米之家へXiaomi製品買いに行くために航空券取った後から滞在期間中に大規模オタクイベントがあることを知ったので偶然である。
とはいえ、もし一緒に行く友達がオタクに否定的且つ上海シノワズリだのインスタ映えビル群だのに興味のある人間だったら行けなかっただろうから同行者に感謝。
全く観光に興味ない者同士で良かったああああああああああああああああああ!!!!
ネットで事前に前売券は48元という情報を得ていたが、Alipay(支付宝)に金が入っていないので実質中国在住者以外の購入不可。
うん、知ってた。
中国•上海新国际博览中心- SNIEC
会場が広すぎて入場口最寄駅が何処なのかがわからない。
ひとまず地鐵2號綫の龍陽路站で下車。
比喩でなく歩く隙間もないほどに駅ホームを埋め尽くす座り込みコスプレイヤー達!!!!!!!
ウィッグ装着するセイバーやら剥き出しの槍構えたランサーやら。
くまモンやアルフォンスと記念撮影する人、朝御飯を食べるセフィロス…。
慣れているのか黙々と職務を遂行する清掃員。
ここはコスプレ広場でしょうか?いいえ、公共の駅ホームです。
場内には更衣室があったが有料なのだろうか?ケチるために駅で着替えてるの???
おそ松痛バ女子に着いて行くと更に地鐵7號綫に乗り換えて花木路站で降りた。
勿論、ここもホームから改札口から駅構内至るところでコスプレ生着替えが拝める。
周辺は如何にもな見た目の人しか歩いていないので迷うことなく当日券売場着。
【当日券】1DAY:60元・2DAYS:100元。
現金・支付寶・微信支付での支払可。
1列に並んだ先の售票處テント内で支払方法別にカウンターが3つに分かれている。
巨大すぎてチケット売場から入口までも遠い。とにかく歩く。
信じられるか?こんなに人が多いのにCP21で使用しているのはSNIEC全体図の中の下のほうのE3-6館のみなんだぜ?巨大すぎるぞSNIEC!!!!
入るとまず手前に企業ブース。ニコニコ超会議みたいな雰囲気。
WeiboやWeChatをフォローしたり、ソシャゲ体験会に参加するとノベルティグッズが貰える。
各ブースには立派なセットとキャンペーンギャル的なコスプレイヤーが配置されている。
同人館E6の様子。
上にスペースNo.があるので人混みでも分かり易い。
スペースNo.横にQRコードがあり読み取るとそのサークルをフォローできる。
どのサークルも支付寶(Alipay)と微信支付(WeChat Pay)に対応しているので小銭を大量に用意して行く必要無し。
インフォメーションセンターで会場MAP入手。
《最終幻想(FINAL FANTAZY)》のとこ行けば絶対《勇者鬥惡龍(DRAGON QUEST)》あるっしょ!と意気揚々向かったらまんまとDQ11主カミュ無配貰えたわ♪
壁サークルでめちゃくちゃ分厚くて絵が上手い遊戯王本も買えて大満足。
日本のコミケでの電子マネー決済普及はどんなもんかなとスレ覗いてみたが…。
広まりそうにないな。
【Suica】即売会での電子マネー&カード決済を目指す【xxPay】 [無断転載禁止]
ただ、日本の同人誌即売会でのお支払においては現金のほうがスピーディーだとは思う。
POSがない場合のWeChat Payでのお支払は手間がかかる。
1.欲しい本を伝える
2.売り子さんに合計額を聞く
3.スマホを取り出す
4スペースに貼られたQRコードを読み取る
5.支払額を入力する
6.送金をタップ
7.パスワード入力もしくは指紋認証
8.送金完了画面を売り子に提示
こんなことコミケのシャッター前や壁でやってたら長蛇の列が捌けない!!!!
上海寒すぎて手袋が外せないのでパスワードと指紋が余計に面倒だった。
タブレットに繋げて使えるバーコードリーダー付き簡易POSを安く売り出して、専用お会計アプリもリリースして全サークルが導入して、一般参加者が全員LINE PAY導入するぐらいにならないと普及は無理。
立て替えた金を友人間でやり取りするには便利なんだけど、対面お会計では現金よりもステップが多いってのがデメリットだなぁ。