カイゼン〈追記あり〉 | 塾講師の端くれのつぶやき

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塾講師の端くれが、思うことを気ままに綴ります。

身体的な稽古に取り組んでいると、自分と向き合い、自分を客観的に知ることが、いかに難しいかが分かる。

 

正直なところ、ここは個人の「センス」によるところが大きい。そしてそのセンスは、修正能力に繋がる。

 

勉強は頭を使うことなので、身体的なことほど、自分と向き合うハードルは高くない。

 

が、やはりここでも、自分を客観的に知ることができるか否かで、「伸び」は大きく変わる。

 

誤解を恐れずに言うのなら、自己修正は個人のセンス。

 

成績帳票に出てくる、「苦手分野」を勉強していけば、いずれ出来るようになるという、単純な話ではない。

 

修正能力は、考える習慣とともに、自分で磨くほかはないし、何よりも、この一番大切なところを他人任せにしてしまうと、「成長」からは遠ざかる。

 

まぁ、もっとも自分の成績に興味を持っているかというのが大前提になるのだが。。。


〈追記〉

と言いつつ、私が「カイゼン」という考えを好きにれないのは、「過去の自分のフレーム」を抜けにくく、イノベーションが起きにくいためだ。


私は、成績向上と自分変革をセットと考えているが、その自己変革に対して、「過去の自分のフレーム」は足枷になりやすい。


カイゼンも大切だが、それよりも、その先に、きちんとしたGOALを設定できているか。


どのようなGOALを、どのように設定するかは、非常に重要で、これは、よく言われる、「目標を設定しよう」という話とは似て非なるもの。


うまくGOALが設定できている人は、努力を努力と思わずに頑張れるものなのだ。