本題に入る前に・・・。

前回の11話は、私達が住んでいる地域の
自治会広報誌に

続編として掲載される事が決定しました‼️

『子育ての肝の部分がとてもリアルに、分かりやすくて、とても共感します。』

とお褒めのお言葉頂戴しました。

ありがとうございます🙇‍♀️✨

それでは本題に入ります☺️



(つづき)

それから長女は、
神戸、大阪、広島のファッションショー、
地元フェスのアイドルステージなど
控えており、

また、アクター○広島に入学する為のオーディションもある中で、

今までで一番忙しい夏休みを迎えました。

と同時に、
私の母も少しずつ弱ってきてました。

アイコンの頭の周りに付けているひまわりのカチューシャは、

神戸のファッションショーでつけた物で

母の病室で作った、ある意味思い出深い作品です。

そして、母の意識も薄れてきた頃、

東京で行われる、全国誌の小中学生向けファッション雑誌『Cuugal』
創刊号のモデル起用オーディションが、
控えていました。

私はものすごく悩みました。
毎日毎日考えました。

長女は受けたいばっかりでそれもそのはず、モデルを目指している本人にとっては、
編集部から直接お声をかけて下さったのですから、行くしかないですよね。

でも私はとても嫌な予感しかありませんでした。

実は、半年前母が入院した頃に、
私の父が
「7月末まで持つかな…」と、ぼそっと言ったのです。

入院した頃はまだまだ母は元気だったので、
私は「縁起でもない事言わないの!もう。」

と聞き流した事がありました。

東京のオーディションは7月30日午後でした。

人数が多いので6時くらいには終わるだろうと言われたので、ホテルも予約し、次の31日夕方に帰路につこうと計画を立てていました。

私は悩みに悩んだ挙句、
母と一番仲良くしていた叔母に聞きました。

叔母は、
「お母さんは昔から身体は強いんだから大丈夫よ!それに、お母さんはきっとこう言うよ。『私の事は気にせずに行きなさい!子どもの方を優先しなさい』ってね。私もそう思う。未来のある子どもを最優先するべきだから、何にも考えずに行っておいで!」

と、ポンと背中を押してくれました。
私は涙が止まりませんでした。

そして…

東京に行き、無事にオーディションが終わり
次の日の令和元年7月31日午前中、
母は息を引き取りました。

危篤の連絡をもらい、急いで新幹線に飛び乗りましたが、

帰りの新幹線で息を引き取ったと兄から連絡が。

結局死に目にはあえませんでしたが、

私はあわないほうがよかったかな…と今でも思います。
息を引き取る母の姿がいつまでも脳裏に残ってしまうかもしれないので…

それより、母はオーディションが無事終わるまで、がんばってくれたのだと思います。

長女の活動を誰よりも応援してくれていた母だったから…。

そして、数日後、

『Cuugal』から、初代サポーターモデルとして、採用通知を頂きました。

誰よりも先に、母のお骨の前で報告しました。

だから、

この『Cuugal』という雑誌は思い入れがあり、
いつまでも人気雑誌として続いて欲しいと願い続けます。

おかげ様で一年が経ちますが、
今も長女は掲載して頂いております。

母もきっと応援してくれていると思います。