今、ロードバイクで一番所有率の高いブランドが、ANCHORです。
これはきっと、日本で自転車屋をしている人のほとんどがブリヂストンを扱っていて、ユーザーにもブリヂストンが一番という信者がおおいからかな?
とは思っています
毎年、憧れるブランドはLOOKとtimeとDE ROSAの三者が大人気ですが、今乗っている自転車、次に買おうと思っている自転車では、ANCHORが常に上位。
アンカーがそんなにいいのか?
実際は、お店で一番多く紹介される可能性が高いのがアンカーで、これはスポーツ専門店やスポーツ車に弱い自転車店でも、唯一ランクごとに紹介できて名前も安心である事が考えられます
2013年からはMERIDAが本格的にロードレースに参戦し、ラインナップも増えるためメリダも人気になるでしょう。
これらは、個人営業の自転車店でもだいたい扱っているであろう、ブリヂストンとミヤタと付き合いがあれば扱える、非常にお手軽で買う方も売る方もたいして知識がなくてもハズレがないメーカーではあります
でも、どうせならできればまだあまり知られていないメーカーで、周りに乗っている人も少なくて、性能はプロレースで活躍するレベルのものが欲しくありませんか?
今、そんな急上昇のメーカーがあるんです。
日本の輸入卸の総合代理店は、釣具の世界ではshimanoと二分する人気の(元)ダイワ精工!
今は名称がグローブライドとなり、ゴルフではオノフ、釣りではダイワ、テニスではプリンス、自転車ではサイクルスポーツと、多くのスポーツ界で活躍する会社。
多くの事業では宣伝費を多く投入し、釣具は言うまでもなく業界1.2位を争う大企業
ゴルフではライバルに押されつつもコアなファンを持つ
テニスは過去ではマリア・シャラポワ。日本選手で杉山愛選手など
多くの事業で成功しています
ではサイクルスポーツは?
そう。
まさに今、サイクルスポーツ部門が本格的に動き出したんです
去年までは、入門者や中級者向けに、主に大企業と提携してきたcorratec
スペシャライズドやパッソーニと決別し、さらにcorratecとの提携力を高め、実売価格が片手ちょいレベルのロードバイクを共同開発
イタリア、クロモリ最盛時代に伝説のアメリカ人、グレッグレモンが駆るBOTTECCHIA
カーボン時代に乗り遅れるもレースのノウハウを活かし、高剛性で下りはもちろんのこと、登りでも勝負できる、いま時代を取り戻しつつあるBOTTECCHIA
2013年よりツール本格参戦となり、急上昇人気のFOCUS
シクロクロスのプロレーサーが立ち上げったブランドで、シクロや29er(29インチオフロード)ロードバイクを得意とする。
また、出身がシクロクロスなだけにトラクションに対する知識も深く、そしてチャレンジ精神旺盛なこのメーカーには、シクロ用ではあるがコルナゴのようにディスクブレーキを搭載したモデルも存在する
これらのブランドはサイクルスポーツ内でも自信を持っており
宣伝をしていないため、雑誌で見かけることはほぼ皆無
では何故focusが急浮上したのか?
もちろん、近年ロードでラインナップを本格させたこともあるが
情報に敏感で、本質を見極めることができるユーザーたちの「これはいいものだ」というクチコミによるもの。
いいものはいつか必ず認められる
2012年後半より本格派たちに見初められたfocusがメジャーブランドになるのも時間の問題でしょう。
あなたはいつ手に入れますか?

写真はFOCUS IZALCO TEAM SL 1.0
グローブライドホームページより