科学者が語る高高度気球の正体とその理由 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

VMTM(Virtual Matrix Time Machine)の制作を目的に、世界中のメディアから集めた情報から選んで紹介しています。

 

Nature Briefingは2023年02月16日に、スパイをもっと活用しているアメリカは、スパイ気球を恐れて、4つの飛行物体を撃墜した。しかし、高高度気球は他にどんなことに使われているか?

 

2023年02月04日、米国政府がサウスカロライナ州沖(South Carolina coast)で中国の監視気球と思われるものを撃墜したことで、中国との地政学的緊張が高まり、当局は他の高速飛行する未確認物体のレーダー探索を強化するように仕向けた。

 

それ以来、米国はさらに3つの物体を撃墜しているが、これらはおそらくスパイバルーンではなかったと思われる。

 

上空にはどれくらいの気球があるのか、何に使われているのか、そして今回の事件は気球ユーザーにとってどのような意味を持つのだろうかということで、イギリスの科学誌ネイチャー(Nature)は、調査を開始した。

 

スパイ気球と思われるものは、高さ60m、重さ1トンほどの荷物を積んでいた。アメリカ国務省によると、この気球には機密通信を傍受するための装置が搭載されており、中国側は民間研究用の飛行船が迷い込んだと発表している。

 

アラスカ(Alaska)上空に「小型車程度の大きさ」の物体、カナダのユーコン(Yukon in Canada)上空に小さな円柱、ミシガン州のヒューロン湖(Lake Huron in Michigan)上空に紐付きの八角形の構造物など、他の物体は小さく、当局の説明もあまりよくわからない。いずれも高度6〜12kmの民間空域を飛行していた。米国政府は現在、「有力な説明」として、これらは「何らかの商業的または良性の目的に結びついた風船である可能性がある。」と述べている。

 

米国は最近、飛行物体を含む「UAP(Unidentified Anomalous Phenomena/未確認の異常現象)」をより真剣に受け止め始めている。

 

2022年、NASAは、国家安全保障(national security)と航空安全(air safety)の両方を理由に、科学者、技術、飛行、宇宙の専門家からなるチームを設立し、UAPを調査している。そして1月、米国国家情報長官室(US Office of the Director of National Intelligence revealed a dramatic)は、UAPの報告が劇的に増加していることを明らかにした。2021年03月までの17年間、同庁は263件のUAP報告をカタログ化していたが、それ以降、2年足らずで247件に達している。

 

分析した366件の報告のうち、163件は気球、26件は無搭乗機、6件はクラッタと特徴づけられている。

 

https://note.com/digicreatorito/n/nadc3d400d120

 

米国国立気象局(US National Weather Service)によると、気象観測用気球は1日に2回、世界各地の約900カ所から同時に打ち上げられている。

 

気温、湿度、気圧、位置などのデータを送信し、使い捨ての気球である。生分解性のラテックスでできた薄い気球は、高度が上がると直径が約6mに膨らむ。

 

飛行時間は数時間で、30km程度まで直進できるように設計されている。

 

しかし、それでもまだ、世界中で多くの不明な点が残っている。「スイスのチューリッヒに住む環境NPOバークレー・アースの科学者ロバート・ローデ(Robert Rohde, a scientist at the environmental non-profit organization Berkeley Earth)は、「研究用、企業用、趣味用の気球は毎日飛んでいます。」「彼らが撃ち落としたものは、これらのカテゴリのいずれかに関連しているのではないかと思います。」

 

アメリカ連邦航空局は、5.4kg以下のペイロードには追跡装置を要求しないし、そのような荷物の打ち上げや飛行経路の申告も要求していない。しかし、小さな荷物でも大きな気球を使うことができる。もし、そのようなものが軍事的に注目されるようになれば、それらも追跡されるべきかもしれない、とローデは言う。しかし、「安全性の観点からは必要ないと思いますが、他州からの小型気球に正当な懸念があるのなら、こうしたものの識別を確認すべきかもしれませんね。」

 

クルーガーはそれが必要だとは思っていない。その代わり、アメリカ政府は「何が脅威なのかをもっとよく見極める」べきだという。

 

doi: https://doi.org/10.1038/d41586-023-00482-7

 

しかし、一時、韓国が北朝鮮に向けて、連体で飛ばした風船は、北朝鮮の金正恩委員長(North Korean leader Kim Jong-un)の怒りを買い。核攻撃擦ると言い出したこともあった。

 

 

人を追い込むような風船は飛ばすべきでない。

 

 

また、最近の中国の風船は、わいせつ!

 

水素を入れた大きなコンドームか?太った女性のパンツのよう。