ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年11月04日に、ドイツのエネルギー大手ユニパー(Uniper)は2022年10月03日に、2022年01~09月期の純損失が€403億7,400万(40.374.000.000)となり、赤字が前年同期の€47億6,800万から大幅に拡大したと発表した。ロシアからのガス供給減少が響き、ドイツ企業として過去最大の赤字を計上した。
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売上高は2.7倍に増え€2,133億300万。これを事業別に見ると、主力の国際コモディティー事業は2.9倍に拡大した。ヨーロッパ発電事業は3.4倍となり、ロシア発電事業は40.8%増加した。
グループのEBIT(Earnings Before Interest and Tax/利払い・税引き前利益、特別損益除く)ベースの損失は€47億5,500万で、€6億1,400万の黒字から赤字に転落。2022年09月末時点の純負債は€109億600万と、1年前から€105億8,200万に拡大している。
ユニパーは、地政学的な面やロシアからのガス供給状況が不透明なことから、当面は正確な見通しを示すことができないと説明した。通年については、特別損益を除くEBITと純損益が前年を大幅に下回り、共に赤字になると予想している。
ドイツ政府は2022年09月に、ユニパーを国有化することで、同社および支配株主であるフィンランドの電力大手フォータム(Fortum)と合意したと発表した。総額€80億を拠出し、株式約99%を取得する。取引は年内に完了する見通しだと言う。


