MIT、古代言語を解読できる新しいアルゴリズムを開発。
米国のMedium Daily Digestの「History-of-Yesterday」として2020年11月20日に、これまでの記事では、失われた多くの文化や文明の背後にある歴史を理解するために、テクノロジーがいかに役立っているかについて述べてきた。
今回は、古代史の謎を解き明かす新たなステージをご紹介したいと言う。
https://time-az.com/main/detail/74344
MIT(The Massachusetts Institute of Technology/マサチューセッツ工科大学)は、データを入力することなく古代言語を解読できるアルゴリズムを開発したと報告した。
このような新しい技術動向は、機械学習(machine learning)と呼ばれ、簡単に言えば、自分自身を教えることができるアルゴリズムと定義されている。
このアルゴリズムを開発したMITの技術者によると、その言語の文化や他の類似した古代言語との関係などの情報がなくても、古代言語を読み取ることができるように完成させたという。
このアルゴリズムは、世界に存在するすべての言語の進化を分析し、分析した古代言語に類似したパターンを見つけようとするようにプログラムされている。
しかし、このアルゴリズムは常に進化しているため、今のところ、特定の単語やフレーズを解読することができるだけで、「google翻訳」のように、ある言語でフレーズを入力して翻訳を得ることはできない。
現在は、歴史にとってまさにエキサイティングな時代である。
さらに、このアルゴリズムが失われた言語間のリンクを作り、失われた文明や古代についてまだ見つかっていない新しい情報を見つけることができるかもしれないということは、よりエキサイティングなことである。
私は、ドイツのマインツにあるJohannes Gutenberg-Universität in MainzのBuch, Druck Schriftwesen(現在はBibilothekwesen)で、書くものと書かれるものによる文字の形態を研究していたことから、このようなアルゴリズムには、非常に興味を持っていますが、非常に残なんなこととして今回公開された文字で、フェニキア文字のアルファベットで、丸に十文字が、「good」とされているが、エジプトのヒエログラッフィやメソポタミアの楔形文字では、両方とも道が交差すると言うことで、「街」と訳されています。フェニキア文字でも「街」です。
このような間違いを発見すると、がっくりします。
日本なら、丸に十文字は島津の家紋です。
なぜなら、あまりにも多くのコンピュータ学者が、独自に開発したツールが、自由奔放で、役に立たないことが多すぎる。
早い話が、勉強不足で、このような事例は、歴史のないアメリカで多く発見されている。
この研究者は、Hans Jensen著「Die Schrift in Vergangenheit und Gegenwart」も読んでいないことが明らかになる。