日本の半導体大手ルネサス、イギリスのダイアログを買収! | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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VMTM(Virtual Matrix Time Machine)の制作を目的に、世界中のメディアから集めた情報から選んで紹介しています。

 

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年02月09日に、東京都江東区に本社を置く大手半導体メーカールネサス(Renesas)エレクトロニクスは2021年02月08日に、イギリスの半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(Dialog Semiconductor Plc)の買収で合意したと発表した。

 

 

買収総額は約€49億ユーロ。

2021年02月08日の情報では、ルネサスの提案は、Dialog社の経営陣とDialog社の発行済株式及び発行予定株式の全部を、1株あたり€67.50で、現金で買い付けると言う。

これは前日終値に20.3%のプレミアムを上乗せした水準になる。

 

この取引は、ダイアログの株主と関係当局の承認を経て、年末までの完了を見込んでいる。

 

https://time-az.com/main/detail/73766 

 

ダイアログが得意とする低電力やコネクティビティー技術を取得し、IoT(Internet of Think/モノのインターネット)や産業、自動車分野の強化を図る。

 

低電力ミックスドシグナル製品のポートフォリオを持ち、カスタム品や顧客側での回路変更が可能なソリューションを長年供給している。ルネサスの製品と補完性の高い低電力のコネクティビティー製品も、業界をリードする技術を持つ。

 

ルネサスは、ダイアログが持つ低電力技術により製品ポートフォリオを強化し、IoT分野での高成長市場に対応する。

 

ルネサスは2017年に米インターシル・コーポレーション(Intersil Corporation/現;ルネサス エレクトロニクス・アメリカ/Renesas Electronics America Inc。)、2019年に米IDT(Integrated Device Technology, Inc./インテグレーテッド・デバイス・テクノロジー)を相次ぎ買収するなど、合併・買収(M&A)を通じた事業拡大を積極的に進めている。

 

今世界中で、半導体が熱い!