ゴールドマン・サックスの罰金、過去最高US$3億5000万! | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年10月27日に、香港のSFC(Securities and Futures Commission/証券先物委員会)は2020年10月22日に、マレーシアの政府系ファンド「1MDB(1Malaysia Development Berhad/ワン・マレーシア・デベロップメント)」を巡る汚職事件に絡み、米国金融大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)の香港法人にけん責処分として、US$3億5000万(約367億円)の罰金を科すと発表した。

 

官営メディアのRTHKによると、証券先物委が企業に科した制裁金としては過去最高額という。

 

 

https://time-az.com/main/detail/73023 

 

処分を受けたのはゴールドマン・サックス(アジア)。同社はゴールドマンのイギリス法人のゴールドマン・サックス・インターナショナル(Goldman Sachs International)が「1MDB」の債券発行を引き受けた2012~13年に、起債から販売に至る一連の業務に関与した。

 

SFCは債券発行業務の中心的な役割を担ったゴールドマン・サックス(アジア)の監督体制の不備が、後に発覚したマレーシアのナジブ元首相などによる巨額資金流用につながったと指摘した。

 

マレーシア検察当局は2018年、ゴールドマンの子会社などが関係書類に虚偽や誤解を招く情報を記載したとして子会社3社と元社員らを証券取引法違反の罪で罰金2千億円で起訴した。

 

2020年07月にはゴールドマンがマレーシア政府に和解決金US$39億を支払うことで両者は和解した。

 

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