米国は「COVID-19」の「群集免疫」には遠く及ばない。 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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VMTM(Virtual Matrix Time Machine)の制作を目的に、世界中のメディアから集めた情報から選んで紹介しています。

 

米国の新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2020年09月26日に、透析患者の新しい研究で、ニューヨーカーの約3分の1、全米の成人の10分の1以下が2020年07月末までにコロナウイルスに感染していたことを発見したと報告した。

 

このレベルは、「COVID-19」の原因となるウイルスの拡散を遅らせることを目的とした制限を終了するのに役立つだろうと多くの人が期待している「群集免疫(immunity/集団免疫)」にははほど遠いと言うことである。

 

https://time-az.com/main/detail/72948 

 

 

いくつかの州で、米国全土から無作為に選ばれた28,000人以上の透析患者の血漿サンプルをテストした研究によると、感染率は実質的にゼロであった。

 

ニューヨーク(New York)州の感染率は全米で最も高く、33.6%で、主に州の下の方の郡に感染率が集中していた。

次に高かったのはルイジアナ(Louisiana)州で17.6%であった。ニュージャージー(New Jersey)州の感染率はわずか11.9%であった。

 

全米の感染率はわずか9%であった。

 

 

「群集免疫」とは、ウイルスのさらなる拡散を防ぐために十分な人数が感染していることを意味する。専門家によると、コロナウイルスの場合は、人口の50~65%とされている。

 

 

しかし、感染してからどれくらいの期間、誰かを守ることができるのかは明らかではない。先月、ネバダ州の男性が「COVID-19」を2回感染した国内初の患者となった。

中国とヨーロッパでは、他にも数人の患者が再感染していた。

 

米国の新聞「ワシントンポスト(Washington Post/電子版)」は、別のところでは、2020年12月に中国で始まったパンデミックから100万人の死者に世界が近づいていると、WHO(World Health Organization/世界保健機関)は、「不可能ではない」と述べた数を2倍にするとお報じた。

 

「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2020年09月28日に、995,016(total deaths)と報告した。

 

「9ヶ月で100万人の死者を出し、次の9ヶ月でワクチンを手に入れるという現実を見れば、関係者全員にとって大きな仕事である。」と、WHOの保健緊急プログラムのエグゼクティブ・ディレクターであるマイク・ライアン(Mike Ryan, the executive director of WHO’s health emergencies program)は述べている。

 

2020-08-28---ネバダ州の男性が、米国で初めてCOVID-19を2回目感染?!

2020-08-24---香港大学の研究で、世界初のコロナウイルス再感染者を確認。