インドネシア首都ジャカルタの知事、高速道に自転車専用車線を提案!? | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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普通では考えられないことだが、アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年08月28日に、インドネシアの地元紙「リパブリカ(Republika online)」とニュース雑誌「テンポ(Tempo/電子版)」は、インドネシア首都ジャカルタ特別州運輸局は、同州のアニス・バスウェダン知事(Governor Anis Baswedan of Indonesia's capital, Jakarta Special Province)がバスキ公共事業・国民住宅相(Basuki Hadimuljono, Minister of Public Works and Housing)に対し、ジャカルタ市内高速道路の一部区間に、毎週日曜日の午前6~9時限定で自転車専用車線を設置するよう提案していることを明らかにしたと報告した。

 

 

シャフリン運輸局長によると、アニス知事は2020年08月11日付でバスキ公共事業・国民住宅相に書簡を送付。

 

https://time-az.com/main/detail/72741 

 

 

公共事業・国民住宅省のBPJT(Badan Pengatur Jalan Tol/高速道路統制庁)のダナン長官は「首都政府からの提案を協議している。首都で日曜日に目抜き通りを歩行者に開放する『カーフリーデー』やバリ州の高速道路で行われるマラソン大会と同様の扱いになる。」と述べた。

 

つまり、一時的な歩行者天国の自転車版?

 

 

一方で一部の州議会議員は、法令に抵触することなどを理由に州政府の提案に反対している。

 

自転車通勤を促進する団体「B2W Indonesia (バイク・トゥ・ワーク・インドネシア/Bike to Work Indonesia)」の共同創始者、トト・スギト(Toto Sugito)は「首都政府は主要道路に自転車専用道路を既に設置しており、高速道路に追加する必要はない。安全面の問題から、自動車が通行止めとなる場合に限り賛成する」と述べた。

 

写真を探すと、すでに何点かのそれらしいものが見つかった。