東南アジアの新聞は大丈夫と言われてきたが、アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年08月20日に、シンガポールの新聞・出版大手SPH(Singapore Press Holdings/シンガポール・プレス・ホールディングス)は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経営環境の悪化に対応するため、全従業員の約5%に相当する約140人を削減すると報告した。
https://time-az.com/main/detail/72680
削減対象は、メディア営業部門と雑誌部門。
SPHによると、新聞などの契約、購読者はコロナ禍以降に増えている。ただ景気悪化で広告収入が減っているため、人員削減に踏み切る。昨年から進めている経営合理化の一環であることも強調している。
読者が増えているが、広告が減る。
普通の考え方なら、読者が増えれば、広告効果も上がるが、広告量だけが正比例しなかった。
これに似たことが、ヨーロッパで起こったことがあった。
その解決方法が、実にユニークだった。