ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2020年05月01日に、EU(European Union/欧州連合)の統計局ユーロスタット(Eurostat)は2020年04月30日に、2020年第1四半期(01～03月)のユーロ圏19カ国のGDP(Gross Domestic Product/実質域内総生産1次速報値)が前期比3.8%縮小したと発表した。
2019年第4四半期の0.1%増からマイナスに転落。
主要国のうちフランスとイタリアは、それぞれ5.8%減、4.7%減と、2四半期連続のマイナス成長となり、「リセッション(Rezession/景気後退)」入りした。
スペインもマイナスに転じ、「リセッション」入りした。
https://time-az.com/main/detail/71829
ユーロ圏のGDPは、前年同期比では3.3%縮小。EU27カ国全体では前期比で3.5%、年率では2.7%それぞれ落ち込んだ。
この日までに速報値を発表した主要国のうち、フランスはマイナス5.8%と、第4四半期の0.1%減から落ち込みが大きく加速した。
投資を示す総固定資本形成は11.8%減、家計最終消費支出は6.1%減と、それぞれマイナスに転落した。
政府最終消費支出は2.4%落ち込み、こちらもマイナスに転じている。輸出は6.5%縮小し、輸入は5.9%減った。
ドイツは、「リセッション」回避の直後、叩かれて「リセッション」入りした。
2020-04-23---ユーロ圏総合PMI速報値、2020年04月に過去最低を更新。
2020-04-19---スペイン、死者が2万人超え！
2020-04-17---イギリス、フランスはパンデミック後、中国との「通常のビジネス」はないと言った。
2020-04-17---毛沢東もびっくり〜！中国の経済、文化大革命終結以来最悪。
2020-04-15---世界同時リセッションが発生する。
2020-04-15---「COVID-19」による被害を抑えるための財政政策。
2020-04-15---IMFは、「COVID-19」危機は金融の安定性への脅威を提起した。
2020-04-14---IMF予測。ユーロ圏経済は7.5%縮小！？？
2020-04-14---IMF、香港の今年の成長見通し、マイナス4.8%。
2020-04-08---ドイツ経済、金融危機上回り、9.8%縮小の落ち込み！？？
2020-04-06---パンデミックの経済的影響に関する5つのチャート。
2020-03-19---シンガポール。「リセッション入りほぼ確実」と予測。
2020-03-11---新型コロナで、イタリア北部から始まった封鎖措置発動と、「リセッション」の可能性。
2020-02-18---シンガポールの通年の輸出額、3年ぶりのマイナス成長に。
2020-02-17---世界中で、日本のリセッション入りを話題にし始めた！
2020-02-14---ユーロ圏のGDP、2019年第4四半期0.1%拡大。ドイツはゼロ成長。
2020-02-14---シンガポールのリー首相、「COVID-19」でリセッション入りも、
2020-02-07---ドイツ、「リセッション」に陥る可能性が再び浮上。
2020-01-31---ユーロ圏のGDP、2019年第4四半期は0.1%拡大。
2020-01-03---ドイツの失業率、2019年12月は横ばいの5%と、低さ安定8カ月連続。
2019-12-12---ドイツのIfo経済研究所、来年の成長率見通し引き下げ。
2019-11-14---ユーロ圏のGDP、0.2%拡大。ドイツはプラスに復帰！
2019-10-31---ユーロ圏のGDP、2019年第3四半期は0.2%拡大。
2019-10-25---2019年10月のドイツの企業景況感指数、前月からは横ばい。
2019-10-02---ドイツの5大経済研究所、経済成長率見通しを引き下げ！
2019-08-30---ユーロ圏のインフレ率速報値。2019年08月は横ばいの1%。
2019-08-19---ドイツ連邦銀行警告！2019年07～09月もマイナス成長、景気後退の恐れ！