ニュージーランドの2019年12月の貿易、黒字に回復でも油断できず。 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年01月31日に、NZ(New Zealand/ニュージーランド)統計局(Statistics New Zealand)が2020年01月30日に発表した、2019年12月の貿易収支(季節調整値)は、NZ$(ニュージーランド・ドル)6,200万(約44億1,068万円)の黒字となったと報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/71092 

 

輸出額は、前月比4.8%減のNZ$50億2,000万、輸入額は12.4%減のNZ$49億5,700万だった。2019年3月以来の黒字となったが、輸入額の減少が大きく影響したため、一時的なものという見方がアナリストらの間で強いと伝えている。

 

品目別の輸出額は、原油が99.6%増のNZ$8,100万、機械・設備は8.3%増のNZ$1億7,100万、食肉・食用ホルモンは1.7%増のNZ$7億8,200万と、増加した。

 

一方、果物は18.3%減のNZ$1億9,000万となったほか、

◆粉乳・バター・チーズ:NZ$13億7,200万(5.6%減)

◆丸太・木材・木材製品:NZ$3億7,800万(4.9%減)――などは減少した。

 

2019年12月の国・地域別の輸出額(実測値)では、日本への輸出は前年同月比3.7%減のNZ$2億2,900万で、4番目に大きな輸出先だった。

首位は変わらず中国で、NZ$19億400万(5.8%増)となり、オーストラリアがNZ$7億3,700万(10.4%減)と続いた。

 

一方、日本からの輸入額は16.3%減のNZ$2億9,100で4位。

中国がNZ$10億2,100万(2.5%増)で首位を維持し、オーストラリアがNZ$5億6,900万(9.0%減)で続いた。

 

しかし、上位4カ国では、輸出が輸入を上回っている。

 

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