アジア経済ニュースNNA ASIAは2020年01月31日に、マレーシアの空港運営のMAHB(Malaysia Airport Holdings/マレーシア・エアポーツ・ホールディングス)は2020年01月29日に、KLIA(Kuala Lumpur International Airport/クアラルンプール国際空港)に、チェックインから搭乗口までの本人確認を顔認証だけで済ませるシステムを試験導入したと発表した。
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マレーシア航空が毎日運航している東京・成田便と大阪・関西国際空港便で3カ月間実施する。
システムの試験導入は、マレーシア航空(Malaysia Airlines)、航空産業向け通信ソリューションの世界大手SITA(SITA, the world's leading provider of communications solutions for the aviation industry)の協力で実施する。
空港内の各チェックポイントで、搭乗券とパスポートを提示することなく顔認証だけで本人を確認する。
搭乗者は、チェックインカウンター「H5」~「H8」に設置されたスキャナーで顔を認識させれば、荷物検査と搭乗口の改札を顔認証だけで本人確認を済ませられる。
MAHBは、3カ月間の試験導入が成功すれば、KLIAの全便に同システムを導入する計画。
同取り組みは、KLIAがビッグデータ分析を活用したスマート空港にするための「空港4.0(Airports 4.0)」イニシアチブの一環という。