米国の「mashupNY」は2020年010月6日に、ニューヨークのメディアグループ「シュナップス・メディア(Schneps Media)」は2020年01月06日に、FreePaper「メトロ・ニューヨーク(Metro New York)」と「メトロ・フィラデルフィア(Metro Philadelphia)」の資産を取得したと発表した。
資産には、両地域で発行する新聞紙やWebサイト、デジタルメディア等が含まれると報告した。
https://time-az.com/main/detail/70860
「シュナップス・メディア」は2019年10月に、ニューヨークのFreePaper「amNewYork」をニュースディ(Newsday)より買収している。
「シュナップス・メディア」は、ニューヨーク「amNewYork」と「METRO New York」を統合し、今後「エーエムニューヨーク・メトロ(amNewYork Metro)」として新たに発行すると伝えている。
「シュナップス・メディア」によると、2紙統合後の発行部数は17万5,000部で、ニューヨーク市で平日流通する他の日刊新聞の2倍以上になるという。
「シュナップス・メディア」は現在、ニューヨーク市とウェストチェスター郡で週に35万部以上のコミュニティ紙を発行している。
今回の統合により月間のユニークビジターは約350万人、ページビュー数は550万、ニュースレターのサブスクライバーは30万人、ソーシャルメディアフォロワー数は50万人と、巨大メディアになる。
完全に、マスメディアが変貌しようとしている。
米国で最初に新聞を発行したフィラデルフィアで、最大の発行部数を誇る「METRO Philadelphia」は、同じ名前で発行を続けるという。
「シュナップス・メディア」は、障がい者のアクティビスト、ビクトリア・シュナップス(Victoria Schneps)が1985年に「クイーンズ・クーリエ(Queens Courier)」の発行を機に創業した。
わたしが初めてニューヨークに行ったとき、音楽情報FreePaper「The Village Voice」が発行し始めた。