アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年10月03日に、マツダは2019年10月01日に、マレーシアの組立工場で生産したSUV(Sport Utility Vehicle/スポーツタイプ多目的車)「CX-8」の1号車をお披露目したと報告した。
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マレーシア国内で先行予約を受け付けており、今月中旬に発売する。SUV「CX-5」と同様、マレーシア工場から東南アジア各国へ輸出する予定にしている。
現地法人マツダ・マレーシア(Mazda Malaysia Sdn. Bhd.)が、クダ州クリム(Kulim, Kedah)にある地場コングロマリット(複合企業)サイムダービー(Sime Darby Motors Sdn Bhd)傘下のイノコム・コーポレーション(Inokom Corporation)の工場内に設置したマツダ専用ラインで、2019年09月24日から「CX-8」のノックダウン生産を始めた。
同ラインの年産能力は2万台。
現在は「CX-8」と「CX-5」の2モデルを生産する。
マツダは東南アジアで、タイ(年産能力27万台の完成車工場)とベトナム(同5万台の組立工場)にも生産拠点を置いており、両モデルはベトナムでもノックダウン生産している。
マツダの広報担当者は2日、NNAに対し、「CX-5と同様、CX-8もマレーシアの国内販売だけでなく、東南アジアの主要国へ輸出していく予定だ」と説明した。CX-5はマレーシアからタイ、フィリピン、インドネシア、カンボジア、ミャンマーへ輸出している。
