タイのBOI、米中貿易摩擦回避の企業誘致を強化。 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年08月26日に、タイの新聞「クルンテープ・トゥラキット(กรุงเทพธุรกิจ/Krungthep Thurakit/ビジネス)」は2019年08月23日に、タイのソムキット・チャトゥシピタク(Somkid Jatusripitak)副首相は、米中貿易戦争の影響を回避するため中国から諸外国に拠点を移そうとする企業のタイへの誘致を強化するよう、BOI(Board of Investment of Thailand/タイ投資委員会)に指示したと報告した。

 

 

https://time-az.com/main/detail/69586 

 

今、その波に乗ったベトナム、マレーシア、フィリピンなどが、好景気である。

 

経済の下支えを期待するもので、BOIは100社の誘致を目指して特別パッケージを用意する方針だという。

 

BOIのドゥアンチャイ長官は、これまでの調査で中国企業を中心に100社が中国からの移転を希望していることを把握しているとし、特別優遇策を取りまとめてこれらの企業誘致を優先する考えを示した。

 

また、投資優遇の3つの主要パッケージである

◇投資年パッケージ

◇東部3県のSEZ(Special Economic Zone/経済特区)「EEC(Eastern Economic Corridor/東部経済回廊)」投資パッケージ

◇中小企業投資パッケージの優遇期限が今年末に迫っているため、今後のパッケージについても再考する。

 

BOIの今年の投資申請額目標は7,500億バーツ(約2兆6,000億円)。今年01~06月の投資申請額は2,300億バーツだった。