スイスの国際決済銀行、フィンテックの拠点をシンガポールで開設へ | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年07月02日に、スイスのバーゼルに本部がある各国の中央銀行を束ねる機関BIS(Bank for International Settlements/国際決済銀行)は、シンガポールにイノベーション(技術革新)の拠点となる「イノベーション・ハブ・センター(Innovation Hub Center)」を開設するとシンガポールの中央銀行に相当するMAS(Monetary Authority of Singapore)が2019年06月30日に報告した。

 

 

https://time-az.com/main/detail/69022 

 

各国中央銀行によるITを活用した金融サービスフィンテック(Fintech)関連の協力を推進するのが狙いだという。

 

 

BISは、中央銀行相互の決済を行っているほか、金融システムの安定を目的として中央銀行間の協力促進の場を提供している。

 

フィンテック推進に向けた第1弾としてシンガポール、香港、スイスのバーゼルの3カ所に拠点を設立する。

 

シンガポールのMASが発表した声明で、今回の拠点開設について「シンガポールが世界有数の国際的なフィンテックの拠点となっていることが反映された」として歓迎の意を表している。