韓国のSKC、EV電池用銅箔メーカーを買収! | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年06月14日に、韓国のSKCは、EV(Electric Vehicle/電気自動車)のバッテリー向け銅箔を製造するKCFTテクノロジーズ(KCFT Technologies)を買収すると発表したと報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/68820 

 

SKCは取締役会で2019年06月13日に、KCFTの発行済み株100%を1兆2,000億ウォン(約1,100億円)で取得することを決議し、KCFTの株を保有する米国のバイアント・ファンドKKR(Kohlberg Kravis Roberts & Co./コールバーク・クラビス・ロバーツ)とSPA(Sales And Purchase Agreement/株式譲渡契約)を結んだ。

 

銅箔は、リチウムイオンバッテリーの陰極に使われる中核素材で、銅箔が薄いほど、陰極にバッテリーの高容量化と軽量化が容易になる。

 

KCFTは最長50km、髪の毛の30分の1の薄さの銅箔を生産する技術を有し、世界のバッテリーメーカー向けに供給している。

 

SKCはKCFTの生産能力を2022年までに現在の3倍に増強する計画だという。

 

今やEVとバッテリーは、最注目産業になっている。