マレーシア、2019年06月より運賃全額の表示義務付け! | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2019年05月28日に、MAVCOM(Malaysian Aviation Commission/マレーシア航空委員会)は24日、航空会社に対し、宣伝広告や請求書での航空運賃の表示に関して、税金や手数料、燃油サーチャージなど全ての諸経費を含めた最終価格の提示を2019年06月01日より義務付けると発表したと報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/68649 

 

これは、MACPC(Malaysian Aviation Consumer Protection Code/航空消費者保護規則)に基づく措置となる。

 

最終価格とは航空券を購入する際に航空会社に支払う総額で、MAVCOMは「基本運賃と空港使用税や手数料といった諸経費に加え、(これまで表示が不透明だった)カードの支払い手数料などが明らかになる」としている。航空券の払い戻しについても厳格化した。

 

MAVCOMのヌンサリ・アフマド・ラディ(Nungsari Ahmad Radhi)会長は「航空会社は旅行者に対し適切に情報開示しなくてはならない。(今回の措置は)消費者の利益を保護するだけでなく、航空業界全体の進展につながる」と述べた。