米軍のシリア撤退で対立しマティス国防長官2月退任 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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日本経済新聞 電子版は2018年12月21日に、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領はTwitterで2018年12月20日に、ジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官が2019年2月末に辞任するとツイッターで発表したと報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/66987 

 

理由は、米軍のシリア撤退など政策を巡る見解の相違ということである。

 

国際協調を重んじ現実主義的な外交・安全保障政策を志向するマティス氏が去ることで、政権の強硬色や同盟軽視の姿勢に拍車がかかる可能性がある。同盟国との関係にも影響を与えそうだと分析している。

 

トランプ大統領は、「国防長官として2年間の任期中、特に装備品の新規の調達で素晴らしい進展があった。献身に感謝したい。」と表明し、「同盟国などに軍事的な負担を共有させる上で、大いに助けになってくれた。」とも強調した。

 

ジェームズ・マティス国防長官も、トランプ大統領宛ての辞表の内容を公表した。そのなかで「強力な同盟関係の維持や、彼らへの敬意をなくして国益を守ることはできない」と表明し、「あなたはより自身の考え方に合った国防長官を選ぶ権利がある。私がいまの立場から身を引くときだ。」と明らかにし、外交・安保政策を巡る見解の相違が退任の理由との考えを示した。