フィリピンで車両購入に駐車場義務、上院が法案審議開始。 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年10月16日に、フィリピン上院(Philippine Senate)で、マニラ首都圏での自動車購入の条件として、駐車スペースの証明を義務付ける法案の審議が始まったと報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/66228 

 

交通渋滞の解消に向け、車両の所有者の責任を明確にする。成立すれば、当然新車の販売にも影響しそうである。

 

「駐車スペース証明法案(PROOF-OF-PARKING SPACE ACT)」(上院法案=SB=第201号/Senate Bill = SB = No. 201)は、ガチャリアン(Gatchalian, Sherwin T.)議員が2016年6月30日に提出し、2016年08月02日に受領されていた。

 

通商貿易・起業委員会がTWG(v/技術作業部会)を設置し、公聴会を開いた。

 

原案では、首都圏で新たに登録される車両に対し、駐車場やガレージなど駐車スペースがあることの証明を義務付ける。駐車スペースの証明なしに不正に登録したことが発覚した場合、車両の所有者は車両登録を3年間できなくなり、違反1件当たり5万ペソ(約10万4,000円)の罰金が科される。

 

ガチャリアン議員は「幅が狭い道路では、路上駐車が渋滞の原因となっている」と指摘する。