アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年08月29日に、インドのLCC(Lightbridge Communications Corporation/格安航空会社)スパイスジェット(SpiceJet)は2018年08月27日に、インド国内で初めてバイオ燃料を使った試験運航を成功させたと発表した。
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北部ウッタラカンド州デへラードゥーン(Dehradun, Uttarakhand)―デリー(Delhi)間の飛行で、バイオ燃料を25%混合したジェット燃料を使用した。
機材はボンバルディアQ400 (Bombardier Q400)。
今回使用したバイオ燃料は少ない降水量のやせた土地でも生長が早く、旱魃や病気に強いヤトロファ(Jatropha curcas/南洋油桐)を原料とし、CSIR(Council of Scientific and Industrial Research/科学産業研究委員会)傘下のIIP(Indian Institute of Petroleum/インド石油研究所)が開発した。ボンバルディアとプラット・アンド・ホイットニー(Pratt & Whitney)の航空エンジン向けとして、ASTM(American Society for Testing and Materials/米国材料試験協会)が認証している。
インドのPTI(Press Trust of India)通信は、によると、試験運航では40分余りの飛行に向けて、約330kgのバイオ燃料を用意した。