1MDBを巡る汚職事件で、「ナジブ救済基金」創設。 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年07月09日に、マレーシア政府系投資会社1MDB(1Malaysia Development Berhad/ワン・マレーシア・デベロップメント)」を巡る汚職事件で起訴されたナジブ・ラザク(Mohammad Najib bin Tun Haji Abdul Razak/1953 - )前首相の保釈金を調達するための「ナジブ救済基金(Solidariti Bersama Datuk Najib/Solidarity with Datuk Najib)」が2018年07月05日に、旧与党連合の中核政党UMNO(United Malays National Organization/PertNbuhan Kebangsaan Melayu Bersatu/統一マレー国民組織)や支持者によって創設されたと報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/65039 

 

マレーシアの新聞「スター(Star)」は2018年07月06日に、初日は1万1,000リンギ(約30万円)の寄付が集まり、2018年07月06日の午後3時半時点で20万4,393リンギに増えていると伝えた。

 

基金はクアラルンプール高裁の裁判官Datuk Mohd Sofian Abd Razakが定めた保釈金100万リンギのうち、2回目の分割納付分の50万リンギを賄うことを目的に創設された。

 

支援団体「ナジブ・ラザクとの連帯」のラズラン(Datuk Mohd Razlan Mohamad Rafii)広報は「ナジブとその家族の銀行口座は凍結され、自宅にあった現金も押収されており、週明け9日までに保釈金100万リンギを支払えないのは誰の目にも明らかだ」と指摘した。基金は2018年07月09日昼まで寄付を受け付け、集まった寄付を裁判所に届ける予定だと説明した。

 

asiaoneは2018年07月09日に、ラズランは、RM500,000(S$168,000)の寄付が集まったと言ったと報告している。

さらに、「私たちは現時点で約400,000リンギットの口座を持っており、私たちは彼に引き渡す約88,000リンギットの現金も持っています。」

「私は彼がクアラルンプール裁判所に在籍しており、残りの100万リンギットの保釈金を決済することを学びました。」

彼は2018年07月09日(月曜日)に、記者団に対し、「目標を達成することができた。」と伝えた。

 

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