アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年06月25日に、香港の新聞「大公報(Ta Kung Pao)」などが2018年06月22日に、会計大手PwC(PricewaterhouseCoopers/プライスウォーターハウスクーパース)は、香港の2019年の小売売上高が過去最高のHK$(HKドル)5,040億(約7兆750億円)に達するとの見通しを示した。
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小売業の回復基調は続き、現時点での最高である2013年のHK$4,945億をHK$100億ほど上回るとみていると伝えたと報告した。
今年の小売売上高は前年比8%増のHK$4,840億になると予測した。
アジア太平洋地域・香港・中国を担当する小売り・消費者部門の責任者、鄭煥然(Michael Chen/マイケル・チェン)は「中国本土から香港を訪れる旅行者の回復や、株高・住宅高を背景とした資産効果が消費意欲を高めている。」と指摘した。
一方、本土の小売売上高は2021年をめどにUS$8兆500億(約886兆5,500億円)に達すると予測。
2017〜2021年の年平均伸び率は9%と見通した。
このうちEC(e-Commerce/電子商取引)は年20%のペースで伸び続け、小売売上高全体に占める割合は2017年の17%から2021年に23%へと拡大するとみている。