アジア経済ニュースNNA ASIAは2018年02月23日に、世界の汚職を監視するドイツのベルリンに本部があるNGO(非政府組織)トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)は2018年02月21日に、2017年版「汚職指数」を発表した。シンガポールの「清潔度」は180カ国・地域中6位で、前年(176カ国・地域)の7位から1ランク上昇した。
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汚職指数は国際機関やシンクタンクのデータを基に清潔度を100点満点で数値化したもので、1995年から毎年公表している。
シンガポールの指数は84で、前年から横ばい。ただ前年4位のスウェーデンが88から84に悪化したことで、同国と並んで6位となった。
1位はニュージーランドで89。指数は横ばいだったが、前年にトップを分け合ったデンマークが88に低下したことで、単独で首位に立っている。デンマークは6年ぶりに1位の座を明け渡した。
3位にはフィンランド、ノルウェー、スイスの3カ国が85で並んだ。8位はいずれも82だったカナダ、ルクセンブルク、オランダ、英国の4カ国。
アジアで上位10カ国・地域に入ったのはシンガポールだけ。これに次ぐのは香港で13位(指数77)。日本は20位(同73)で、前年から横ばいだった。