AFPは2017年04月29日に、北朝鮮は2017年04月29日早朝に、西部の北倉(Bukchang)付近から弾道ミサイル1発を発射した。
国際制裁を強化しようという米国主導の動きに北朝鮮側が反発したものとの見方がある。
しかし、中国の抑制力を無視したとも言える。
http://time-az.com/main/detail/59599
ミサイル発射の数時間前には、米国のレックス・ティラーソン(Rex Tillerson)国務長官が国連安全保障理事会(UN Security Council)に対し、国際社会が北朝鮮に圧力をかけて、核開発計画を断念させることができなければ「破滅的結果」を招くと警告していた。
レックス・ティラーソンは中国に北朝鮮への圧力をもっと強めるよう求めたが、これに対し中国は、衝突の解決を一国に期待するのは現実的ではないと反論した。
中国の王毅(Wang Yi)外相は「武力行使によって不和が解決することはなく、いっそう大きな災禍を招くだけだ」と述べ、さらに中国は「朝鮮半島問題の焦点」になるべきではなく、「同半島の核問題を解決するカギを握っているのは中国側ではない。」と強調した。
つまり、中国が抑制力を放棄したと言える。
またロシアのゲンナジー・ガチロフ(Gennady Gatilov)外務次官は安保理に、軍事行動は「絶対に容認できない」と述べ、また誤算によって「恐ろしい結果」を招きかねないと警告した。
しかし、ロシア派シリアで軍事行動を容認している。
中国もロシアも主張できるだけの裏付けに乏しい。
金正恩は、国家組織を使って兄を殺した殺人者である。
中国で、兄弟を気に入らないと言って、殺人を容認するのか、さらのそれを追求したマレーシアの職員を人質にし、殺人実行犯の逃亡を支援した。
このような国際秩序を壊し、攻撃しようとする狼を放置できないだろう。このような人物が管理する国家を放置しろというのが、ロシアと中国なら、国際的に認めることはできないだろう。
それに、ターゲットは米国、日本、韓国である。
ここまで名指しで米国を攻撃対象にした国や組織はなかった!