ベッソン産業相によると、東日本大震災の影響を受け、薄膜トランジスタ(TFT)、半導体密閉剤、リチウム電池などの電子部品と化学工業でよく使われる炭素繊維が品薄となる恐れがある。
フランスの電子業界、自動車製造、化学工業、材料の業界などは数週間後に生産高を引き下げるとみられ、悪影響は半導体を製造・販売するSTマイクロエレクトロニクス社(STMicroelectronics NV)、防衛、航空、通信分野のフランスの複合企業体サフラングループ(Safran S.A)、ターレス(Thales Aerospace, Space, Defence and Security)、フランスのパリに本社を置く自動車製造会社ルノー(Renault S.A.S.)、プジョー(Peugeot)などに波及する可能性もあると言っている。
いまや、日本、韓国、中国、台湾のどこが崩壊しても、世界中の産業が停滞する。
次に、そこへインド、ベトナムが加わろうとしている。
これらの国は、もう一心同体なのである。
残念ながら、米国が崩壊しても、世界の産業は停滞しない。
今回の東日本大震災で、もの凄い世界の産業構造が明らかになっている。
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