税務調査に入られる売上の規模感って
どれぐらいだと思いますか?
また個人、法人どちらの方が調査に入られやすいか知っていますか?
気になる税務調査の基準について解説!
【売上いくらで税務調査?】
結論から言うと、税務調査に入られるかどうかは
売上の規模感だけでは語れません。
さらに言うと、個人か法人、どちらかが特に調査に入られやすいというのもありません。
そもそも個人と法人では、税務調査の部門が分かれています。
個人は個人の所得税課税部門、
法人は法人課税部門。
所得税課税部門は、所得税課税部門の中での規模感で調査に行きます。
ただそれも、小さいから来ないというわけでもなく、大きいから絶対来るというわけでもありません。
売上の規模感で判断するのは非常に難しい…
これぐらいの規模感だったら調査に入られやすい、という話はあまり意味がないのです。
なぜかというと
税務署には管轄(かんかつ)があり、
その署によっても規模感が違うからなんです。
地方の管内での売上規模感と
都会での売上規模感は違う。
さらに卸と小売りでは売り上げの規模感が違う。
そのようなところで売上の規模感だけで
判断するのは難しいという話になります。