新鋭新添サキ準優勝!次は投げます前田/柔道体重別第1日 | 頑張れ体校のブログ

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日本の各階級上位8名が選抜されて頂点を目指す大会、平成31年全日本選抜柔道体重別選手権大会(福岡国際センター)の第1日。この4月に山梨学院大から体育学校に進んだ新鋭、新添左季(にいぞえさき)選手(写真右)が女子70㌔で準優勝を飾りました。

平成31年全日本選抜柔道体重別選手権大会の開会式

この日新添選手は1回戦コマツの西願寺選手を足車で投げ飛ばして一本勝ち

新添選手の2回戦は環太平洋大の田中志歩選手。先に投げられて技ありを取られますが、新添選手は動じません。残り47秒で払腰で投げ飛ばして逆転の一本勝ち

そして新添選手の決勝の相手は百戦練磨のベテラン、世界選手権銅メダル、しぶとく勝ち上がってきたコマツの大野陽子選手です。

新添選手は以前大野選手に合わせ技1本で勝ったことがあります。

懐の深い、柔軟な新添選手(右)の攻めが続きます。

両者決め手の無いまま、指導1ずつで本戦4分が終わり延長ゴールデンスコアに

ゴールデンスコアの死闘ではベテラン大野選手が秀でてました。写真のように新添選手の後ろ襟から頭を押さえて体力を消耗させます。

そして体を起こした一瞬のスキを逃さず小外刈の技有でした。

男子90㌔は体校から前田宗哉選手(右)が出場、1回戦はこの日優勝したALSOKの向翔一郎選手

前田選手が終始優勢に試合を進め、相手向選手は指導2、そして延長ゴールデンスコアへ

相手の動きはわかっていたと投げる機会をうかがう前田選手でしたが、一瞬のスキをとらえられて背負投げを食います。これが技有...。前田選手は次は投げます!

応援団に囲まれる1日目出場の体校選手。前列左が新添左季選手、メダルは78㌔優勝の濱田尚里選手、後列右が前田宗哉選手です。お疲れさまでした。