[倉本選手1回戦でロンドン五輪銀メダルのレバシュ・ラシュキに勝利]
[2回戦でモハメッド・ナサを豪快に投げる倉本選手]
レスリング世界選手権ブタペスト第6日は9月21日男子グレコローマン3階級が行われました。体校60kg級の倉本一真選手世界選手権初出場ながら、初戦でなんとロンドン・オリンピック銀メダルのレバシュ・ラシュキ(グルジア)選手を下して絶好調のスタート!続く2回戦ではモハメッド・ナサ(イラン)選手を相手に自分のペースで試合を進め逆転のテクニカルフォールで破り、3回戦では2年連続パンアメリカン王者のイスマエル・ボレロ(キューバ)選手に対し低いタックルからのローリングで点数を重ねテクニカルフォール勝ち。ついに、表彰台も見えてきたかに思えた4回戦でユニバーシアード優勝のイバン・クイラコフ(ロシア)選手、敗者復活戦でアジア選手権優勝のエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)選手に、いずれもテクニカルフォールで敗れ、残念ながら3位決定戦に進むことはできませんでした。結果は7位でしたが、「体校グレコ復活!」の使命を背負った男倉本一真の意地を見ることができましたね。倉本選手には次がはっきり見えています。まだまだ今後期待出来ますよ。
[岡太一選手の初戦スロベニアのユーレ選手]
84kg級体校の岡太一選手は、初戦1回戦でスロベニアのユーレ選手の腕を取って一本背負いの豪快な技で下しました。続く2回戦は、スウエーデンのフイスニク選手に2度目のコーションを受けた1失点をばん回するができず敗れてしまいました。スタミナ不足を反省する岡選手には克服すべき道が見えています。頑張れ!体校グレコ!