皆さんこんにちわ。

 

新学期を迎えて、明るい子供たちの声が響きます。

ロボット教室でも、いつもと同じようにロボット作りが始まる予定だったのですが…

 

「はい、それではパーツの数を数えてから作りましょう」

「数え終わった人から、今月のテキスト渡すね」

と、早口で指示を与えて、みんな一斉に数え始めました。

 

予想よりも最悪のペースで、なかなか進みません。

「やばい、今日の授業は数えてオシマイ」

 

でも、子どもたちには新年度で

新しく社会人になった人たちも

例えば、銀行なんかでは、一円でもなかったら大変だよ。

飛行機や車を作る工場で、部品がなかったり、道具がなくても・・・・

 

そんなこじつけのような理由を説きながら

 

「きっと、面倒くさいことやらせるな」

位にしか思っていないと感じながら、

まだまじめに先生の言うことを聞いてくれる

素直な生徒たちですから

 

数え終わった生徒たちが

テキストを嬉しそうに手に取りながら

いつもより早いペースで、それも真剣に作り始めました。

 

正直、整理が下手な子も多いので手を貸しながら数え、

子どもたちは、今月のロボットを作り終えて

いつもより満足気に帰っていきました。

 

「次回はどんな改良するの?」

「このロボット早いから、このままがいいや」

 

とワイワイガヤガヤ

今日のロボット教室も無事終了しました。