★★★

 

1954年生まれの群さん。
12月にはついに70歳との事。
まさに光陰矢の如し。

本作は20のエッセイが収録。
群さんが愛してやまないネコの話から、この年代ならではの悲喜こもごもが軽快なタッチで綴られる。

面白かったのは「美容院探しとヘアスタイル」
私も大勢のスタッフがいる美容室が苦手、こじんまりとした所が好きで一時は美容院迷子になっていたので甚く共感した。

「着物の手入れとセルフレジへの当惑」
群さんが苦手とするセルフレジだが私は大好き。

「パンツを穿いた土偶とDNA」
自分は『土偶』にならない様に気をつけようと心する。