ずれない看護過程にするためのルールは「守る」ことに意味がある
いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。
どんなスポーツにも、ルールってありますね。
ルールがわからないと、ゲームが成立しないわけなんですが、じゃぁ、ルールがわかればゲームになるか、というと、そういうわけでもありません。
ルールというのは、知っているだけでは意味がなくて、実際にそのルールを守ってプレイすることで、ゲームが成立します。
看護過程というのは、対象に必要な看護は何かを判断する、考え方の「型」です。
看護過程にもルールがあります。
っで、ルールを守って展開すると、結果として受け持ち患者さんに必要な看護は何かを判断できる、ことになります。
ポイントは「ルールを守って展開すると」←ここです。
ルールを知っているだけではなくて、ルールの守り方を知っていて、実際に守ることができる、これが重要。
わざわざ文字にして説明すると、当たり前じゃん、と思われるかもしれません・・・^^;
が、実際に「看護過程がずれている」とき、というのは、ルールを無視していることがほとんどです。
っで、なんでルールを無視してしまうのか、というと、
1、ルールそのものを知らない
2、ルールをどう守ればいいのか知らない
看護過程のルールというのは、おなじみの5つのステップを、つながりをもって行う、ということ。
アセスメントをもとに、看護診断をして、
看護診断をもとに、看護計画を立てて、
看護計画をもとに、実施をして、
看護計画を実施した内容を、評価する
聞いたことのある、いつもの話だと思うんですが、これを正しくできている人って、なかなか少ないです。
多分、正しく理解することがむずかしいのではなくて、理解することはできるんだけど、それを実際に「どうするのか」というところで、
間違った解釈になっているか、
慣れていないために、うまくできないか、
の、どちらかなことが多いです。
ルールというのは、ゲームを成立させるために必要ですが、それをわかっているだけでは、ゲームはできません。
看護過程も同じ。
ルールを知っているだけでは、展開はできませんが、
ルールを知らなければ、ずれない看護過程を展開することはできません。
ルールは何で、ルールを守るってどうすることなのか、ここを押さえて、ずれない看護過程を展開したいですね。
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