ぼくは勉強ができない。 | 小手指の個別指導専門塾|C.B個別学院

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「ぼくは勉強ができない」

そんなタイトルの小説を読んだことがあります。

なぜ、読んだかと言えば、ぼくは勉強ができなかったからです。

中学1年から高校2年の冬まで、ほとんどビリの成績。

「このままだと留年だぞ!」と何回も担任に言われました。

毎日、ゲームセンターに通いつめて、ゲームの腕前だけが成績と反比例して伸びていくのでした。

20年ほど前、小手指の西友の隣にはファンタジアというゲームセンターがあり、その側にはメルヘンランドというオモチャ屋のようなゲームセンターがあったのです。

平日は学校帰りに川越のゲームセンターへ、土日は地元の小手指へくり出す日々。

その甲斐もあり、僕は大人を含めた100人以上が参加していた「ストⅡ」という格闘ゲームの大会で見事に優勝を果たしたのでした。

両手に抱えきれない景品袋を自転車に積んで家に帰ったのは、何にも変えがたい思い出です。

知っている人なら「あー!遠藤ってあの遠藤?!なんで塾なんかやってんだ?」と驚くはずでしょう。

こんなことを書きましたが、高校生の頃は、100メートルを12秒台で走り、クラスの体力テストも1位だったのです。

要は、運動神経の良いオタクですね。



なにが言いたいのかというと「ぼくは勉強ができない」、厳密に言えば「ぼくはやらされる勉強が嫌いだった」ということです。

でも、大学名で企業は採用の一次選抜するという「学歴フィルター」の存在も知っていたし、たかだか「勉強ができない」というだけで「頭が悪い」というレッテルを貼られたくなかったのです。

だから、形式を整えるために勉強をしました。

とはいえ「ほとんどビリ」の状態から逆転できたのは、体力とゲームで鍛えた知能なしには無理だったと思います。

そんなわけで、僕は、ゲームであれなんであれ、勉強以外のことが好きな子どもに肯定的です。

ただ、

「好きなら1番になろう。少なくとも1番を目指して頑張ろう」

と、伝えたいです。

どんな世界だって1番になるのは相応の知識、知恵と工夫、そしてたゆまぬ「努力」が必要なのではないでしょうか。

勉強嫌いだった塾長の遠藤でした。

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