(45)新・地震の話 ① b の地域性 | obserのブログ

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静岡県東部より地震予知観測・観察状況を中心に書き込みます。

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b の地域性

・ 

b の値は

日本全体としては

1.03であったが

・ 

・・日本の中でも

地域によって

違うのであろうか

・ 

・・

日本を

三つの地帯にわけて

考えてみる

A は日本の太平洋側

北海道から、

いわゆる富士火山帯に

到る地帯

・  

B は太平洋側で

それよりも

西にある地帯

・ 

C は日本海側

ということに・・

・ 

そして A・B・C

三つの地帯

それぞれについて

・ 

b の値をきめてみる

・ 

そうすると次のような

結果が得られる

・  

A.........1.06

・ 

B.........0.72

・  

C.........0.66

・  

結果からわかるとおり

b の値は

地帯によって

かなりの違いがある

・  

たとえば

M が7.0の地震が

一回おこる間に

・ 

M が5.0の地震が

それぞれ、次のように

おこる割合だ・・・

・ 

Aでは....約130回

・ 

Bでは....8回

・  

Cでは....20回

  

つまり

M の大きい地震が

一回おこる間に

M の小さい地震が

おこる回数が 

A・B・C・の順で

大中小 となっている

・ 

これはたいへん

大切なことである。

・ 

A・B・C・の地帯は

地質学的の歴史から

・・・、

著しい差があるのだが

bの値にも上のような

差があらわれている

ことは非常に

興味がある

2015年1月25日

一面の銀世界で

スノボーやスキーを

楽しんでいる方がいました

・・・

YAHOO!ニュースより

なんでも断層に結び付ける

断層説者

「隆起した漁港に津波が来なかったのは

断層のずれがあったから」

とのこと

断層が有るのかないのかの確認もせずに

昔、

能登半島沖に断層が有るのではないかと

予備調査的なことが行われ

断層が有るようなので

本格的な調査が必要だ

という事だけで

調査は行われていないはず

その後 今回の群発地震が始まり

「高温の流動体」の存在が

分かり

断層活動ではないことが分かった

経緯がある

ありえませんが

もし、地震原因が断層だとすると

断層を動かすのは

「高温の流動体=マグマ」

という事になる

あまり大げさに書き込むと

よくないのですが

能登半島方面

余震の数や

太陽活動等で

いやな予感がしています

「高温の流動体」を

研究していた方々が

再び調査をしていただければと

思うばかりです

・・

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