新・地震の話 日本の地震 | obserのブログ

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静岡県東部より地震予知観測・観察状況を中心に書き込みます。

3、

 

そこで、図33に・・・、次のように解釈する・・・。

 

 

・・、便宜のため・・二つの平行線のうち、

 

上に・・・S直線と名付けて・・・。

 

 

この S直線は、地震のエネルギーとして地下から日本に供給されている

 

エネルギーの積算値をあらわしていると考えてみる

  

・・、時間的に変化はなく、

 

いつも一様な割合であるから、  図では直線になる。

  

  

ところが、

おのおのの年に対する一つ一つの点は、

 

この S直線よりも下になっている。

 

・・・・、実際にそれまでに、地震として発散されたエネルギーは、

 

供給されたエネルギーよりは少ない

 

ということを示しているのではないか。

  

  

・・、おのおのの年に対応する点が、

 

S直線よりもどれだけ下にあるか・・・・その間の距離は、

 

供給されたエネルギーと

 

発散されたエネルギーとの差・・・・になる。

  

 

そして・・・、

供給マイナス発散・・・

 

地下にまだ残って、 

 蓄積されているエネルギーを示しているのではないか。

  

 

図33で、すべての点をはさんでしまう二つの平行線の間の距離は、

 

日本でおこる最大の地震の考えられる・・・エネルギーに等しいもので・・・。

 

そうだとすれば

日本の地下に蓄積されるエネルギー・・・、最大の地震のエネルギーを

 

超えることはできないことになる。

  

 

たいへんもっともらしい・・・。

 

 

日本の地下に蓄えられるエネルギーには、

 

いわば飽和の値があるということになるわけである。

  

 

 

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