2、
図26で、0点が観測点 斜線は地震体積だとする。
0点に来るエネルギーは、
0点から震源体積をみた角度によってきまるのであって
震源体積からの距離だけによってきまるのではない。
震源体積をみた角度・・・
、震源体積の直径を中心から0点までの距離で割ったもの
・・・・その比である
震源体積の半径10キロメートル・・・、小さいものと
50キロメートル・・・大きいもの・・・二つあったとする
小さい方・・・距離が100キロメートルから200キロメートルに
遠ざかったということは
大きい方・・距離が500キロメートルから1000キロメートルに
遠ざかったことにあたる・・・。
逆に、同じ100キロメートル遠ざかったとしても
小さい方では、直径の5倍遠ざかった・・・・なるのだが、
大きい方では、直径だけ遠ざかったのに過ぎない。
だから図25・・・・距離で比較すると
M の大きい地震の最大振幅の減り方が小さいように見える・・・
これはかなり荒っぽい議論・・・・
大きな広がりのある地震体積を考える方が具合がいいということの
一つの証拠にはなる・・・。