【授業内容】
① 講師の仕事内容について
② 好きなこと、目標発表
③ 質疑応答
【授業感想】
今回の講師の方は年齢も私たちに近く、とても気軽に楽しく授業をして下さいました。番組を地方へも届けるための裏方としてのやりがいや、緊張感のある日々について具体的に語ってくださり、テレビ業界の新たな一面を知ることができました。その部署は、普段テレビを見るだけではあまり意識することのない存在ですが、報道や情報番組を全国へ正確かつ迅速に届けるために、系列局と常に連携しながら動いていると知り、裏方としての重要性や責任の重さを強く感じました。また、後半には「自分の好きなこと」とそれに関した「今年の夏の目標」を発表しました。短い言葉の中で自分らしさを伝えるという経験は初めてでしたが、他の人の発表を聞く中で、好きなものに対して熱量を持つことの大切さや、それがその人自身の個性として光るのだということにも気づかされました。マスコミの仕事は多くの人に情報や感情を届ける仕事であり、画一的な考え方ではなく、多様な価値観や発想力が求められるのだと改めて実感しました。
また今回の講座を通して、テレビ局に対する理解が深まっただけでなく、自分自身の興味や強みを見つめ直す機会にもなりました。普段当たり前のように目にしているテレビ番組は地方にも違う時間帯でも同じように視聴者の元に届いていることを知り、番組の見方も少し変わったように思います。今後の進路を考えていくうえで、実際に現場で働く仕事に注目しがちですが、裏からテレビ局を支えている部署の仕事も参考にさせていただき、広い視野を持っていきたいと思いました。また、一人ひとりの発表を聞く中で、「好きなこと」について一言発表する場もありました。緊張しながらも自分の言葉で伝える大切さを感じ、全員の個性にも刺激を受けました。マスコミの仕事には、こうした多様な視点や柔軟な発想が求められるのだと実感し、自分自身の「好き」や「得意」をどう活かしていくか、改めて考えるきっかけとなりました。