【授業内容】
「番組制作」について、グループワーク形式で実際に体験しながら学びました。
(1) ディレクター編
「入社5年目、はじめてのバラエティ番組ディレクターをすることに。ディレクターが番組制作において気を付けるべきことは何だろう?」
〈グループワーク〉
・スタッフ間の情報共有、報連相を徹底すべき
・出演者と円滑なコミュニケーションを図るため、関係値を高めよう
・独創的で新しいアイデアを生み出すために、流行や面白そうな事柄に対してアンテナを持とう
(2) 技術編
「入社10年目、南極観測隊の調査にカメラマンとして同行することに。長期間に及ぶ撮影、-20度の地で気を付けるべきこととは?」
〈グループワーク〉
・健康管理、防寒
・機材トラブルに備え、本体・バッテリーの予備を準備
・観測隊のチームとの連携
【授業感想】
実際にあった事例をもとに、番組制作ではどのように考えて行動するのだろう?という疑問をグループで話し合いながら体験できた点がとてもよかったと感じた。ディレクター編では、ディレクターとは番組制作を視聴者の目線や、番組全体の構成を俯瞰的な視点など、多角的な視点から考える必要のある仕事なのだと実感した。そしてカメラマンは、自分のとるものが視聴者の見るものになるという点で、自由に撮ることができるからこそ責任の重い、けれどやりがいのある仕事なのだと感じた。これまで、どちらかというとディレクター業務に関心を持ってきたが、今回の講義を通して技術の仕事にも関心を持つようになり、とても良い機会をいただけたと感じる。
また、グループディスカッション形式で、20分という制約がある中で意見を出し合い、チームの意見としてまとめるという経験は、就活の選考対策にもつながり、大変有意義な時間だった。個人的な改善点としては、グループディスカッションの際にいつも進行役や発表役に名乗り出ることができないので、今後練習を積み重ねて成長していきたい。自分の改善点を再発見できたという点でも、大変有意義な時間になった。