授業内容
今回の授業では、就職活動や自己PR、面接で「どう印象を残すか」について多くの学びがありました。
また、グループワークや質疑応答を通して、より主体的に学びを深めることができました。
テーマ
・印象に残ることが最優先
話の中身よりも、まず「この子おもしろい」と思わせる第一印象が大切。
・“あざとさ”は武器になる
他人と差をつけるために、元気さ・キャラ・言い回しまで計算して演出する。
・数字や具体性で信頼を生む
抽象的な話より、数字や事例で具体性を出すことで説得力が増す。
・“自分らしさ”は作っていい
自然体よりも、「どう見られたいか」を逆算して自分を演出することが大事。
・過去より未来を語る
「これまで何をしてきたか」より、「この場で何ができるか」を伝える。
・尖りや個性が武器になる
正解を探すのではなく、自分の尖った部分や特徴をどう活かすかを考える。
授業感想
今回の授業で特に印象に残っているのは、「まず印象に残ることが何よりも大事」という講師の言葉です。どれだけ内容のあることを話しても、相手の記憶に残らなければ意味がないという厳しさと、それを乗り越えるための工夫がとてもリアルに伝わってきました。「元気よく話す」「他人と違う視点を出す」「どうしたら高低差が出るかを考える」など、今まで何となく感覚でやっていたことを、戦略として言語化してもらえたことで、自分の中の就活や発信の軸がはっきりしたように思います。
中でも心に残っているのが、「あざとさは武器になる」という考え方です。これまでは、無理にキャラを作ることや目立とうとすることに抵抗がありましたが、それもまた“伝える力”の一部であり、「自分をどう見せるか」を意識的にデザインすることの大切さに気づきました。特に「数字を出すと一気に信ぴょう性が上がる」というアドバイスは、プレゼンやエントリーシートにもすぐに活かせそうだと感じました。
また、グループワークで「クラスの中で誰がいちばん面白いか?」というテーマに取り組んだことも、自分を客観的に見るきっかけになりました。面白さというのはただウケを狙うだけでなく、「何に気づけるか」「どこを切り取るか」の感覚の差なのだということに気づき、自分なりの面白さをどう表現していくかを真剣に考える時間になりました。
さらに、「やりがいとお金、どちらを選ぶか」という問いかけは、理想と現実の間で揺れる自分にとって、とても考えさせられるものでした。多くの人がどちらか一方を選ばざるを得ない中で、自分は何を大切にしたいのか、どんな働き方に納得できるのかを改めて見つめ直すきっかけになりました。理想だけでなく現実も踏まえた上で、自分にとっての「譲れない価値」は何かを考えさせられました。
最後に、「過去の自分が今の自分の軸をつくる」「何かひとつに打ち込んで、後悔のないくらい燃え尽きる経験が必要」という話は、就活だけでなく、今の大学生活の中でもすぐに意識していきたいと感じました。自分にとって“打ち込んだ”と胸を張って言
えることを、一つでも増やしたいと思わせてくれる授業でした。