[授業内容]

・授業の二週間前から動画課題製作期間

・先輩からのお話

・順番決め

・班ごとの発表

・優勝決め

・キャリアセンター、講師からのお話

 

[授業感想]

製作期間ではじめに取り組んだことは「説」を立てること。グループの全員で電話をし、一人ひとり身近にある不思議なことと学校生活を融合させながら説を立てていった。説を考えるためにいつも以上に身近なことに対し疑問の気持ちをもった生活を意識することができた。構成・動画制作をしていく中で感じたのは、班のメンバーのありがたみである。一人の意見に対してほかのメンバーが「自分は~だと思うのだけど」と伝えあうことで発表内容に深みが出たし、客観的な視点でも制作に取り組むことができた。

今回の製作期間も含めた授業の中で学んだことは、自分はもっと自信をもって行動していいのだということ。自分はもともと積極的に行動するタイプではなく行動を取る前に考えすぎてしまって結局行動に出ることができない性格だった。しかし今回、自分のとった行動に対して多くのメンバーがリアクションをしてくれて不安な部分も個人としてではなく班として乗り越えることができ、発表が終わった直後には、改めてこの班で活動できてよかったなとも感じた。発表内容に関しては自分の班は納得のいくような結果にはいかず、なんでもっと早くやっていなかったのだろうという悔しさも実感した。だからこそ計画的に、より自信を持って取り組んでいこうとも思えるきっかけになった。

講師のお話の中でおもしろいと感じた言葉が、「テレビはすぐに逃げちゃう」という言葉である。テレビは映画や新聞と違ってチャンネルがあり、いつでもチャンネルを変更することができる。ゆえに視聴者は気が散ればすぐにほかの番組に移ってしまうということである。だからこそテレビを制作する側は見ている人を逃がさないよう、視聴者の記憶に残るように番組制作をしているということを心の底から理解した。

自分は今回の授業で「悔しい」と思ったこの気持ちを大切にこれからの生活に活かしていきたいと思う。明日の自分がどうありたいか、日々言語化してたくさんの経験をしていきたい。何もないところからチームを作って発表する、簡単なようでたくさんの段取りが必要な難しい体験を一年の春のうちからできてとても貴重な経験になった。