授業内容
【面接練習】
・講師の方、コース生3人ずつでのグループ面接
・入室→自己紹介→着席→自己PR・志望動機(各1分)
・各グループ終了後、一人ずつ講師の方からのフィードバック
授業感想
今回の講義では、出版コース初めての面接練習を行った。まずどのように入室するのかというところから動きを講師の方に教えていただいた後、3人ずつのグループに分かれて用意してきた自己PRと志望動機を約1分間でそれぞれ話した。
自己PRや志望動機を口に出して話すことは、エントリーシートに同じような内容を書くこととはまた違った難しさがあり、非常に苦戦した。しかし講師の方が1人1人に時間をかけて会話をしながらアドバイスを下さり、それぞれが面接における自分の課題を見つけることができた。また他のコース生の自己PR、志望動機、それに対する講師の方のアドバイスを聞くことで、エピソード、構成、話し方、表情など客観的な良い点・悪い点を吸収して自らを振り返ることも良い刺激になった。「面接」には緊張感のあるかしこまったイメージしかなく、実際話すときにも綺麗に簡潔に話さなければというプレッシャーから所々詰まってしまうことがあったが、講師の方から「絶対素の感じで話した方がうまくいくよ」というアドバイスをいただき、面接への漠然とした恐怖が少し和らいだように思う。出版社の面接においては楽しく、態度やエピソードから自分の「好き」をアピールすることが大切であると伺った。実際に他のコース生を見ていても、1分間作ってきた文章を思い返すように緊張しながら話している時より、講師の方との会話の中で自分の「好き」を語っているときの方が楽しそうな表情や語り口が垣間見えて、その人の本来の魅力が伝わってくることを客観的に感じとった。エピソード選びや話の構成など課題がたくさん見えてきた一方で、まず面接の雰囲気を体感し、自分が面接という状況でどこまで動けるのか、話せるのかを知ることができた良い一歩だった。この講義を踏まえて再度自分の自己PRや志望動機を考え直し、まずは直近のインターン選考の面接に備えて準備していきたい。