【授業内容】

・前半

 「自分史」を小学校入学から一年ごとに書き出しました。それをペアの人に読んでもらい、一番面白いと感じたエピソードを決めてもらいました。「自分が面白いと思うものと、他人が面白いと思うものは違う」と講師の方に教えていただきました。

・後半

 前半でペアの人に選んでいただいたエピソードを自己PRとして300文字で書き、一人ずつ発表しました。

 発表には受講生一人と、講師の方お二人にフィードバックをいただきました。

 また、授業後、某出版社に提出したESのフィードバックを希望者は講師の方からいただきました。

 

【授業感想】

 「自分史」というものを初めて作りました。機会をいただいてはじめて「そうやって自分が何をしてきたのか知るのか」とわかり、大変参考になりました。自分がもつエピソードは多くないと思っていましたが、書き出してみるといくつか忘れていたエピソードがあることに気が付き、これらも就活の中で活かせるかもしれないと気が付くことが出来ました。エピソードを書きだしつつ、注目される内容はこれかな、と思っていたものとペアの人が挙げてくれたエピソードは違い、講師の方が仰っていた「自分が面白いと思うものと、他人が面白いと思うものは違う」ということを実感しました。

 難しかったことは、選ばれたエピソードの中からどのように自身が感じたことや自分の強みを見出すことです。このエピソードから得られたもの、を300文字という制限がある中で書ききることは難しく、字数の少ない難しさを痛感しました。

 出版社のESも同じく300文字や400文字の制限がありましたが、そこに如何に自分の言いたいことを効率的に納めるかは、練習あるのみだと感じます。講師の方のフィードバックでも、「出来事しか書かれていない、文章の始め方が悪くつかみが弱い」といった言葉をいただき、書き方を修正する必要があることがわかりました。

 某出版社のESのフィードバックも詳しくしていただき、自身の文章には、文章の最後が同じ終わり方になってしまう点、現在あるものを否定してしまっている点、インパクトのある面白いエピソードが足りない点、と多くの指摘をいただきました。本選考まで半年ほどに迫っており、多くの時間があるとは言えませんが今回いただいた指摘を直せるよう、夏に向けてエピソードを作れるよう行動しつつ、文章を書く練習をします。