〈授業内容〉
・なぜ私たちはマスコミ講座に来ているのか?
・マスコミで大事なこと、マスコミが求める人とは
・メディアとしての新聞の特徴
・就職に役立つ新聞の読み方
・地上波テレビの展望
〈授業感想〉
今回、講師の方は私たちに物事への疑問を持つことを教えてくださった。
まず、講座の初めには、講座生に質問がされた。
「なぜひまわりの種は大きくなるのか」
「はちみつはなぜ花蜜とは呼ばないのか」
そして、「なぜ我々はマスコミ講座に来たのか。」
マスコミ講座には多くの学生がマスコミ業界に入ることを目標にして参加している。そのため、どうしてもアウトプットを多く行おうとする。しかし講師の方が言うように、今最も必要なのは将来的に自分の可能性となることのインプットであると私は考える。
これは私が最近勉強しているスポーツの習得過程にも通ずるものがある。パフォーマンスピラミッドと呼ばれ、スキルを習得するためには基礎能力が備わっている必要があるというものだ。
これを就活の過程に置き換えるならば、ピラミッドの最下層は、自分が様々に経験することであり、そこから、知識やポテンシャルが生まれ、マスコミの知識や情報を知ることでマスコミ就職に必要な技術・スキルへと繋がっていくのだ。
自主マスで得られる最も大きなものは、マスコミの知識や情報、マスコミ就職に必要な技術や知識ではないだろうか。つまり、自主マスに来ているだけで満足しているようならば、マスコミ業界で活躍する事は不可能なのだ。
自身のポテンシャルを高める事はとても地道で成長を確認する事は容易でない。しかも誰でもなく自分で成長させるしか無い。大学一年が行う事はまずはそれを高める事である。
「人からの誘いには乗ってみる」
こちらも今回の授業で印象に残ったものだ。探求心や広い視野は自分の興味以外の部分から取り入れていく事が必要である。自分の視野は案外狭いもので、その中だけで物事を見てしまうと新しいものに出会う事は出来ない。
講師の方のお話はとても新鮮で、ほかの講師の方とは異なったテイストであった。しかし、お話してくださった事はマスコミを目指す人にとって、社会に出る一学生としてとても重要なことであった。講師の方がおっしゃった興味のない事にも関わるということ、熱中できる者に取り組むことはどちらも大切である。熱中することには取り組みつつ、今日身のない事も横目で気にしながら、これから励んでいきたい。